2月20日(月)
父から生まれた長子
The Firstborn Of The Father
「また、御子はそのからだである教会のかしらです。御子は初めであり、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、ご自身がすべてのことにおいて、第一のものとなられたのです。」 (コロサイ1:18)
聖書は、イエスをマリアから生まれた初子と呼ばず、むしろ「死者の中から最初に生まれた方」と呼んでいることに注目してください。それは霊的な死について言っているのです。イエスは霊的に死なれたからです。私たちの罪は、イエスの上に負わされ(イザヤ53:6、第一ペテロ2:24)、イエスはすべての罪人の代表となられたのです。しかし、義の要求を満たされるために、神はイエスを死者の中からよみがえらせたのです。ハレルヤ!
イエスが死からよみがえられたとき、神は次のように告げられました。「…あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ」(使徒 13:33)。ですから、イエスは御父の初子、つまり長子と呼ばれるのです。イエスが死ぬ前には、父の独り子と呼ばれていました。
主イエスが父の長子であるということは、主が頭であり、教会である私たちは、主の体であることを意味しています。神はイエスをその体とともに死者の中からよみがえらせたのです。それゆえ、私たちは主と切り離せない一つなのです。イエスは、父から生まれた「新しい被造物」を率いておられます。
聖書には「なぜなら、神は、あらかじめ知っておられる人々を、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたからです。それは、御子が多くの兄弟たちの中で長子となられるためです」(ローマ8:29)とあります。イエスは、私たちの中で最初であり、そしてイエスがそうであるように、私たちもこの世にあって同じなのです。ハレルヤ!
イエスは神の栄光であり、そして、私たちもイエスのように神の栄光なのです。聖書は、主が多くの子らを栄光に導いたと述べています(ヘブル2:10)。イエスは最初に新しく生まれた方です。そして、私たちも、イエスのように朽ちる種からではなく、永遠に生ける神の言葉によって、朽ちない種として新しく生まれたのです(第一ペテロ1:23)。神をほめたたえます!
祈り
愛する父なる神よ、私の罪のために死に渡され、私の義のためによみがえられた、イエスの身代わりの死を感謝します。今、私は主と一体であることを自覚しています。私は主の義の中を歩み、主の義を現します。私は霊的の領域からキリストとともに統治し支配します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(エペソ2:19-22)こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。
(ヘブル2:11)聖とする方も、聖とされる者たちも、すべて元は一つです。それで、主は彼らを兄弟と呼ぶことを恥としないで、こう言われます。
(ヨハネ20:17)イエスは彼女に言われた。「わたしにすがりついていてはいけません。わたしはまだ父のもとに上っていないからです。わたしの兄弟たちのところに行って、彼らに『わたしは、わたしの父またあなたがたの父、わたしの神またあなたがたの神のもとに上る。』と告げなさい。」