2023年8月22日(火)
熱烈で粘り強い祈り
Fervent And Persistent In Prayer

「こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会[集会]は彼のために熱心に祈り続けていた[熱烈な祈りがたゆみなくささげられていた]。」(使徒の働き12:5AMPC)

主イエスは、常に目を覚まし、祈る必要性を強調されました。たとえば、ルカの福音書21章36節で、主イエスはこう言われました。「しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」ルカの福音書18章1節で、またイエスは「いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、…」とも言われました。使徒パウロは、第一テサロニケ5章17節で、このことをさらに強調しています。「絶えず祈りなさい。」なぜ、私たちが祈ることがこれほど強調されているのでしょうか?

イエスの言葉を思い出してください。「…みこころが天で行われるように地でも行われますように」(マタイ6:10、ルカ11:2)。神は、御心が天におけるように地の上にも確立されることを望んでおられるのです。神は、ご自身の御心が国々で実現させる責任を、ご自分の民に負わせておられたのです。神は、私たちが祭司の務めである執り成しを通して、世界の国々で神の御心を実現させ、神とともに世界を支配するようにされるのです。

たとえば、ルカは、使徒の働き12章1-5節で、聖徒たちの継続的で、心からのとりなし祈りの結果を示しています。ヘロデ王は、ユダヤ人を喜ばせるために教会を抑圧しようとし、主の弟子の一人であるヤコブを処刑しました。ユダヤ人の刺激的な反応に突き動かされ、今度は、ペテロの逮捕に進みました。

ヘロデ王は教会を率いていくペテロを殺すことが、教会のすべてを破壊する最も戦略的な方法だと考えたに違いありません。しかし、教会はペテロのために祈り続けました。ペテロは牢に閉じ込められていたとき、「…教会は彼のために熱心に祈り続けていた」と言っています。(使徒の働き12:5)

教会が熱心に祈り続けていたとき、天からの介入がありました!主の御使いが現れ、ペテロを鎖から解き放ち、安全な場所に導いたのです。ペテロは、教会が熱心に祈って集まっていたヨハネの母マリヤの家に行きました。(使徒12:12)

粘り強く、熱烈で祈ることを学んでください。ヤコブ5:16(AMPC)にある言葉を思い出してください。「義人の[真剣な、絶えない]祈りは働くと、大きな力があります[力強い働きをします]。」変化が起こるまで絶えず祈り続けてください。私たちは、祈りによって何でも変える力があるのです。神がそうされたのです。ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、私は目を覚まし、識別力があり、地上と人々の心に父の義を確立する者として役割を理解しています。私は今日、すべての国々と指導者たちが、あなたの力強い神聖な影響下にあることを宣言します。ですから、世界におけるすべての悪と、あらゆる暗やみの原因となる悪霊が退けられ、平和が支配しています。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(マタイ21:22)あなたがた信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。

(ヤコブ5:16)ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。

(1テサロニケ5:17)絶えず祈りなさい。