Don’t Succumb To Evil

「彼は、いと高き者に敵して言葉を出し、かつ、いと高き者の聖徒を悩ます。彼はまた時と律法とを変えようと望む。聖徒はひと時と、ふた時と、半時の間、彼の手にわたされる。」（ダニエル７：２５、新共同訳）

今日の聖書箇所の「悩ます(wear out)」というフレーズは、「アラム語」から英語に訳されています。それは、「苦しめる、絶え間なく嫌がらせる」という意味です。この終わりの時におけるサタンの戦略の一つは、神の民に妥協を迫るような悪を世界に煽り立てることです。サタンは聖徒を絶え間なく嫌がらせようと必死になっています。

今日の聖書箇所は、大艱難の間、反キリストが聖徒を苦しめることを示しています。多くの悪が起こり、多くの人が罪に慣れるでしょう。邪悪なことが多くの人々の普通の生活様式になるでしょう。

聖書には、アブラハムの甥で、ソドムに住んでいたロトという名の義人の話が書かれています。彼は人々の悪に日々その心を悩ませていました。「また、ソドムとゴモラの町を破滅に定めて灰にし、以後の不敬虔な者へのみせしめとされました。また、無節操な者たちの好色なふるまいによって悩まされていた義人ロトを救い出されました。というのは、この義人は、彼らの間に住んでいましたが、不法な行ないを見聞きして、日々その正しい心を痛めていたからです。」（第二ペテロ２：６－８）

この聖書箇所の「痛めていた(vexed)」という言葉は、冒頭の聖句で読んだアラム語の「悩ます(wear out)」という意味のギリシャ語と同じ意味です。これは、悪をもって嫌がらせをする、苦しめる、問題を起こす、ある状況に慣れるまで特定の態度で接するという意味です。アブラハムの甥のロトは、悪人の不潔な生き方に悩まされていました。これは、この終わりの時、サタンが教会の多くの人々に対して闇の道に適応するようにさせていることです。

しかし、あなたの周りで起こっていることにもかかわらず、「いいえ」と言って、神の光の中で、義の道を歩まなければなりません。悪に屈してはいけません。むしろ、あなたの光を輝かせてください。あなたは聖霊によって清められ、神聖な用に供するために神に聖別されたのです。

告白
私はこの世の中にいますが、この世の者ではありません。ですから、私はこの世の人とは異なった考え方をし、話し、異なった行動をします。私は聖霊によって清められ、神の神聖な目的のために神に聖別されています。私は罪とそれによるすべての病気、病弱、貧しさ、死などを治めています。アーメン！

参照聖書
(2コリント 6:17）それゆえ、彼らの中から出て行き、彼らと分離せよ、と主は言われる。汚れたものに触れないようにせよ。そうすれば、わたしはあなたがたを受け入れ、

(マタイ 5:14-16）あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。15 また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。16 このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行ないを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

(ガラテヤ 5:19-21）肉の行ないは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、20 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、21 ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。