2025年4月7日(月)
御言葉を行うことによる祝福
The Blessing Is In Doing The Word

「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。」(ヤコブ1:22)

神の祝福の現れは、神の御言葉を行うことにあります。御言葉はあなたが誰であり、あなたが持っているものは何か、どのように生きるべきかを教えてくれます。御言葉を行うとは、キリストにおけるあなたのアイデンティティ、相続、立場についての啓示と、あなたの行動を一致させることを意味します。それには一貫性と献身が必要ですが、その結果は間違えのないものです。

ヤコブ1章23節から25節にこうあります。「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。みことばを聞いても行わない人がいるなら、その人は自分の生まれつきの顔を鏡で見る人のようです。自分をながめてから立ち去ると、すぐにそれがどのようであったかを忘れてしまいます。ところが、完全な律法、すなわち自由の律法を一心に見つめて離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならないで、事を実行する人になります。こういう人は、その行いによって祝福されます。」

若いクリスチャンだった私にとって、最も重要なコミットメントのひとつは、自分の生活と聖書に書かれていることの間に矛盾がないようにすることでした。私は一貫性を求め、神の御言葉が私の人生に現れることを望みました。私の人生が御言葉に書かれていることを反映し、聖書から自分の人生を矛盾なく読み取れるような生き方を送りたいと願ったのです。そのために、私は御言葉を実行する者になろうと決心しました。

御言葉を実行する者とは、御言葉を実践し、御言葉に書かれていることを行動に移し、御言葉の真理に従って生きることです。これは、神の教えにただ「従う」ことだけを意味するものではありません。キリスト教では、単に御言葉に従うだけでなく、御言葉を実行するのです。御言葉は私たちの命であり、私たちが誰であり、何を持って、どこにいるのかを定義するものです。そのように、私たちは御言葉を実践し、あらゆる面で、御言葉の言う通りの自分自身となっていくのです。

冒頭の聖句にあるように、御言葉を実行しない人は、鏡で自分を見ても、背を向けた瞬間に自分の姿を忘れてしまうようなものです。御言葉を実行する者になるためには、御言葉があなたについて述べていることを絶えず思い出し、それに従って行動しなければなりません。ですから、御言葉を実行する者になることに自分を捧げてください。そうすれば、御言葉が語っていることが、あなたの内に、そしてあなたのために生み出されるのです。

祈り
愛する父よ、主の御言葉の変革の力を感謝します。私は主の御言葉を実行する者であり、その祝福は私の人生に現れています。主の御言葉の光の中を歩み続ける恵みと知恵を感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(マタイ7:24-27)だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。25 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。26 また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なわない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。27 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれはひどい倒れ方でした。」

(ルカ11:28)しかし、イエスは言われた。「いや、幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです。」

(ヨハネ13:17)あなたがたがこれらのことを知っているのなら、それを行なうときに、あなたがたは祝福されるのです。