A Kingdom Principle
「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。」(ガラテヤ6:7)
神の御国は、原則を備えた、実際に機能する御国です。例えば、与えることと受け取ることは、御国の重要な原則です。創世記8:22には、「地の続くかぎり、種蒔きと刈り入れ、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜とは、やむことはない。」と述べられています。
ヨハネ12:24で、主は言われています、「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」種を蒔かなければ、収穫を期待するはずはないでしょう。種蒔きと収穫という御国の原則は、あなたにとって神から与えられた栄える人生を享受するようにします。これはどこでも当てはまる権利です。
あなたがどんなに素晴らしい種を手にしても、また、その種にどんなことをしても、それを蒔かなければ収穫はありません。それが御国の真理です!種は、その持ち主が良い人であろうと悪い人であろうと関係ありません。種が正しい環境に蒔かれれば、それは必然的な結果が得られます。
御国の原則は、人生のすべてに当てはまります。農夫の収穫は、彼が植えた種の直接的な結果です。農夫がそうであるように、あなたもそうなのです。あなたの種の形は様々であるかもしれません。あなたの時間、才能、あるいは輝かしい人生のために神があなたを祝福された贈り物であるかもしれません。あなたの人生がどれほど素晴らしく、栄光に満ちたものになるかは、あなたがその種をどうするかにかかっています。
例えば、あなたが今読んでいるこのデボーション「御言葉の実在」は、大規模な伝道活動に欠かせない道具です。あなたはこの終わりの時に、これを世界中に広め、浸透させ、配布する役割を担っているかもしれません。福音が、未伝道の人々や、人里離れた遠い村にまで必ず届くように努めてください。福音伝道のためにあなたのベストを尽くしてください。
分け与えれば与えるほど、主はあなたを祝福し、あなたはより大きくなるということを覚えておいてください。この原則を実行して、あなたの人生が栄光から栄光へと移っていくのを見てください。主は、あなたの蒔いた種を増やし、あなたの義の実を増やされます。主は、あなたがますます実を結び、豊かさで、あなたを恵みに溢れさせてくださいます。
祈り
愛する父なる神様、主は私にすべての恵みを増してくださるので、私がいつも、どんな状況下でも、自分自身で有り余るほど豊かな生活に感謝し喜んでいます。私の時間、才能、財政を福音に捧げることで、祝福の収穫が増え、私の義の実りが増し、私たちの栄光ある御国に魂が流れ込むことを確信しています。イエスの御名でお祈りします。アーメン。
参照聖書
(創世記 26:12) イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主が彼を祝福してくださったのである。
(2コリント 9:6-11) 私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。7 ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。8 神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ちたりて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。9 「この人は散らして、貧しい人々に与えた。その義は永遠にとどまる。」と書いてあるとおりです。10 蒔く人に種と食べるパンを備えてくださる方は、あなたがたにも蒔く種を備え、それをふやし、あなたがたの義の実を増し加えてくださいます。11 あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、惜しみなく与えるようになり、それが私たちを通して、神への感謝を生み出すのです。