9月10日(土)
妥協を拒む
Refuse To Compromise

「終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。」(第二テモテ3:1-5)

私たちは終わりの日にいるので、神の御言葉の知識の中で歩むことを学ばなければなりません。私たちは、聖書が示す「困難な時代」または「危険な時代」にいます。今日の御言葉の1節を、リビングバイブル訳はこう表現しています。「テモテよ、あなたも知っているとおり、終わりの日には、クリスチャンであることが非常に難しくなるのです」。

なぜ、一部の人にとってクリスチャンになることは困難になるのでしょうか。それは、彼らがしなければならない選択、つまり多くの人が歓迎されない選択があるためです。ここで言う選択とは、真理と義を守ること、信仰に対して妥協しないこと、便利なことではなく、御言葉に忠実であること、御言葉に書かれていることを実行すること、などの選択のことです。

お金や世的な人情のために妥協して決断する人たちがいます。その結果、間違った行いをしてしまうのです。つまりキリスト人の歩みと一致しないことをするようになるのです。それがあなたであってはなりません。世間一般の意見に流されて、決断をしてはいけないのです。

イエスが語られたことを思い出してください。「狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです」(マタイ7:13-14)。 この内容はとても教訓的です。

神の御言葉に対する知識、つまり神の知恵が、あなたの選択や決断の指針となるようにしましょう。あなたの住んでいる所、近所の間で、学校で、または職場で、イエス・キリストと福音のために行動しているのがあなた一人であっても、それは問題ではありません。その選択と決定を守ってください。妥協しないことです。むしろ「… 堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことを知っているのですから」(第一コリント15:58)と言い続けるのです。

祈り
愛する父よ、主の知恵は主の教会において、また教会を通してますます現されています。主の御言葉は私たちの心の中に今まで以上に強く育っています。私たちは、すべての知恵と霊的な理解において、主の御心を知ることで満たされています。私は主の働きにいつも満ちあふれ、信仰に強く、神に栄光をお返しします。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第二ヨハネ1:1-4)長老から、選ばれた夫人とその子どもたちへ。私はあなたがたをほんとうに愛しています。私だけでなく、真理を知っている人々がみな、そうです。このことは、私たちのうちに宿る真理によることです。そして真理はいつまでも私たちとともにあります。真理と愛のうちに、御父と御父の御子イエス・キリストから来る恵みとあわれみと平安は、私たちとともにあります。あなたの子どもたちの中に、御父から私たちが受けた命令のとおりに真理のうちを歩んでいる人たちがあるのを知って、私は非常に喜んでいます。

(コロサイ1:9)こういうわけで、私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますように。