11月12日(土)
国々のための祈りに力を注ぐ
Travailing In Prayer For The Nations
「わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆずりとして与え、地をその果て果てまで、あなたの所有として与える。」 (詩編2:8)
メッセージバイブルは、今日の御言葉をこう訳しています。「あなたは何をしたいのですか。それに名前をつけなさい。贈り物としての国ですか。賞品としての大陸ですか。」私がこの聖句に初めて出会ったのは、15歳の時で、この聖句に従って主に祈りました。それに対して、主の霊は「わたしはあなたに国々を与えた!」と言われたのです。
その若さで、私は世界中の国々での信じていない者たちの悲惨な状態を心配していました。彼らは霊的な暗やみの中にいて、神の命から遠ざかっているのです。彼らは絶望的で、彼らの世界には神がいませんでした。そこで私は世界地図を手に入れ、その上に手を置いて、国々や人々の人生について宣言し、預言していました。
私は世界の貧しい人々のために祈ることに力を注ぎました。私は泣き叫んで、主の前に崩れたように祈り続けたのです。ああ、世界の国々のために祈りながら、どれだけ泣いたことでしょう。それ以来、私は一国たりとも私に対して門戸を閉ざすのができないことを知っていました。今日、主は私たちを通して、世界の国々で多くの偉大な御業をなさっているのです。
主が「わたしに求めよ。そうすれば、異邦人をあなたの相続人とする」と言われたのは、神は、人々に影響を与える福音と神の義によって人の魂を勝ち取ることをおっしゃったのです。それが使徒たちの行われたことであり、今日私たちが行うべきことです。何も私たちを防ぐことはできません。
パウロがエペソで御言葉を伝えたとき、もちろん多くの抵抗がありましたが、それが福音の働きを止めるほどではありませんでした。聖書には「こうして、主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって行った」(使徒19:20)と書かれています。このような結果を得るための鍵は、祈りに労することです。あなたの国、都市、町、学校、職場などのために祈り求めることで、必ずや神の御言葉が力強く働き、勝利するのです。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、主の愛は、私に心からの祈りでとりなしをさせ、失われた人々に福音を宣べ伝え、彼らを暗やみから主の驚くべき光の中に連れ出すことを強いるのです。私の町、私の国、そして世界中に御言葉が行き渡り、主の御名があがめられます。アーメン。
参照聖書
(第一テモテ2:1-2)そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。
(エレミヤ29:7)わたしがあなたがたを引いて行ったその町の繁栄を求め、そのために主に祈れ。そこの繁栄は、あなたがたの繁栄になるのだから。
(エゼキエル3:17)「人の子よ。わたしはあなたをイスラエルの家の見張り人とした。あなたは、わたしの口からことばを聞くとき、わたしに代わって彼らに警告を与えよ。