2022年2月11日(金)
命を分かち合う馬車
Vehicles Of Life
「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、」(マタイ28:19)
主の再臨が以前よりずっと近くなったという話をすると「それなら、まだ起業したり学校に行ったりする必要はあるのでしょうか」という人がいます。そのような質問をする人々は、何かを見失っていることに明らかです。彼らが見逃しているのは、いまの時の緊急性であり、主のメッセージを伝えようとする真剣さなのです。
事業を営むこと、新しいビジネスや職業を始めること、または学校に通うことなどは、すべて福音を人々に伝える機会なのです。私たちはこれを「馬車」、すなわち命を分かち合う手段と呼んでいます。今日の御言葉にある「あらゆる国」という言葉は、ギリシャ語で「エヂュノス(Ethnos)」と言いますが、これは単に「国」という意味ではなく、社会的または分類学的な人々の集団を意味しています。従って、これらは様々な民族システムに分けられるかもしれません。
例えば、「同じ職場の国」「同じ職業の国」「近隣の国」、あるいは特定の組織の全スタッフ、エンジニア協会、村共同体の住民などがそれぞれ存在するのです。あなたが弁護士で、弁護士の団体に所属していれば、それは弁護士の国です。あなたは学生ですか。あなたの学生のコミュニティは、今日の御言葉の定義に照らし合わせると、一つの国家と言えるでしょう。あなたはあなたの世界に御言葉を伝える者になるのです。
昔、少年だった私は、仲間の学生をキリストに導くように挑戦し、それを実行しました! 私は自分の学校だけでなく、他の学校にも出かけて行き、学生たちと集会を開きました。そして、私は若い青年のグループの前で説教し、多くの生徒がキリストに導かれたのです。ハレルヤ!
イエスへの信仰と、イエスの再臨が間近に迫っていることへの私たちの期待が、私たちをよりいっそう情熱的にさせるのです。私たちが今までやってきたことをもっとよくできるように決心し、イエスの再臨の光にあるより明るい光で、それを行うのです。私たちは方向性を定めて、さらに集中し、私たちの「国々」という機会を用いて、より緊迫感をもって、より多くの人々に働きかけるのです。
告白
主は私に油を注ぎ、人々を束縛から神の子の栄光ある自由へと導き、彼らを暗やみから光へと、罪から義へと転じさせたのです。この終わりの時に、私は主のために功績を残し、地上と人の心に主の御国と義を確立します、イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(ヨハネ15:16)あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです
(第一コリント9:16) というのは、私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がどうしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいに会います。
(箴言11:30)正しい者の結ぶ実はいのちの木である。知恵のある者は人の心をとらえる。