2025年3月21日(金)
内側から栄光を持って強くされる
Gloriously Strengthened From Within
「こういうわけで、私はひざをかがめて、天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。」(エペソ3:14-16)
エペソ3章14節から21節の部分は、聖霊によってパウロに与えられた最も深遠で最高峰の啓示の一つです。それは、すべてのクリスチャンに対する御父の御心である御霊による祈りを明らかにしているものです。16節に注目してほしいと思います。パウロは、神が「…その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。」と祈っています。神は、あなたが内側から栄光をもって強められることを望んでおられるのです。
なぜ神は、あなたが内側から強められることを望んでおられるのでしょうか?なぜ神はあなたの内側を強くしようとされるのでしょうか?それは外側にあるものを扱うためです! 1ヨハネ4章4節で神が言われたことを思い出してください。「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。」ここでの焦点は、あなたの内におられる方と、あなたの内に働く力にあります。主は、あなたが主の奇跡を起こす力によってあなたの内側が超自然的に強められることを語っておられるのです。
聖書によれば、バプテスマのヨハネは、他の預言者とは違って、母の胎内から聖霊に満たされていたと言っています。ルカ1章80節には、こう書かれています。「さて、幼子は成長し、その霊は強くなり、…」これは間違いなく、外側の人ではなく、内側の人の描写なのです。そして、バプテスマのヨハネが生きていく人生、彼が向き合うようになる勢力、そして神から与えられた働きのために、彼は霊的に強くなる必要があったのです。
この御霊の祈りは、今日の私たちに対する父なる神の御心であることは明らです。何故なら、このパウロによる祈りは、教会のための霊感による祈りだからです。私たちのどれも弱く、恐れおののいて、臆病になってはいけません。あなたの体格に関係なく、内側は強いのです。これは、すべてのクリスチャンに対する神の願いであり、夢であり、計画なのです。
ですから、たびたびこう宣言してください。「私は、私のうちに宿っておられる聖霊によって、栄光を持って、強められ、絶えず元気づけられています。聖霊は私に超自然的な力、あらゆることを行う奇跡を起こす力を与えてくださいます。」この宣言を習慣にして、あなたの霊、人生、状況に起こることの広さを実感してください。
祈り
愛する父よ、主の栄光の富にふさわしく、主の御霊によって私の内なる人が力強く強められることを感謝します。私はあらゆる試練に立ち向かい、神聖の召しを全うし、福音の祝福を豊かに受けて歩みます。主の栄光の力が私のうちに力強く働き、私はいつも勝利しています。イエスの御名によって祈ります。
参照聖書
(使徒1:8)しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
(コロサイ 1:11)また、神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、
(エペソ3:20-21)どうか、私たちのうちに働く力によって、私たちの願うところ、思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、教会により、またキリスト・イエスにより、栄光が、世々にわたって、とこしえまでありますように。アーメン。