A Message Of Faith

“こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。”(コリント人への手紙第一 13章13節 )

 信仰、希望、愛は、イエス様がこの地で働きをなさる時、人々を神のメッセージに引き寄せたその三つの重要な原動力と構成要素です。しかし、今日の黙想での焦点は、最初の要素、すなわち「信仰」です。

 イエスがお働きをするとき、イエスのことばを聞いていた人々の心は、信仰が活気づいたのです。イエスは彼らに神が誰であり、神の永遠なる御心、そして人々のため成された御業について知らせてくださいました。イエスは、「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。(マタイ7:7)」と言われました。パリサイ人やサドカイ人は人々をこのように教えたことがありませんでした。イエスのメッセージは、単純でありながら力ある福音を悟るようにして下さったので、人々は神のメッセージに捕らわれました。

 大勢の人がイエスに群がって、イエスのお話を喜んで聞いたことは、当然です。彼らは、神が選ばれた人達しか祝福されてくださると思ったのです。神が彼自身には関心を払わないと思いました。しかし、イエスは、神はすべての人を条件無しに愛しておられることを彼らに教え、神に対する間違った信仰を悟らせてくださいました。

 イエスは悪魔を追い出し、盲人には目を開き、聞こえない耳を開き、その上に驚く権勢で死んだ者まで生き返らせたりするのを見たとき、彼らは自身たちに向かう神の愛に対して確信と信仰を持ち始めました。多くの人はイエスの行なわれるしるしを見て、イエスを信じたと聖書には言われます。(ヨハネ2:23)イエスは、イエスのメッセージを通して彼らに父が実在となるように造られたので、彼らは物質的に目に見えない神を、信じて理解することができたのです。

 イエスが私たちを遣わしながら世界中に伝えて教えなさいと言われたことも同じメッセージです。ヨハネの福音書20章21節でイエスは言われました。「…父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」今日、あなたが不可能に見える状況を直面されても、あなたは神が奇跡を起こしてくださることを確信するのができます。神は、死者から「生かせる(quickens)」、すなわち死者に命を与える神であられます。死んだ子宮、死んだ体、死んだ事業やもしくは、死んだ銀行口座でも同じです!今でもあなたは奇蹟をもたらすことができるのです!信じれば得ることができるでしょう。

祈り
愛する主よ、父は天と地の創造主です。ですから、父にとって難しすぎることは何もありません!灰に美を与え、曲がった道をまっすぐにされ、すべてのことが私に益として働くように造られる方と知り、私は心を尽くして信頼します!私に終わりなき勝利の素晴らしい人生を与えてくださり、感謝します。イエスの御名の中で祈ります。アーメン。 

参考 聖書
ヘブル 11:1 信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。

Ⅱコリント 4:18 私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。