Stand In The Gap
「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」(ルカ22:31-32)
御言葉の研究の中で、この聖句を何度も読み、次のように反応することがあります、「主よ、なぜシモンのために祈る必要があるでしょうか?主は神ではないでしょう?」なぜシモンを変えなかったのですか?なぜ主はシモンに預言して、「あなたの信仰は失敗しないだろう」と言わなかったのですか?むしろ、主イエスは「私はあなたのために祈った」と言われました。あなたが誰かのために祈ると、それはただ希望をもって祈ることです。ですから、イエスはペテロのために望みを抱かれて祈りました。これは非常に示唆的なことです。
時々、主は私たちの目を覚まして、主の兄弟姉妹を見せ、彼らのいるべき場所に連れ戻すように、私たちにとりなしを願っておられます。それは牧師だけの責任ではありません。主はあなたにも期待しています。失われた人だけでなく、すでに主にあっていても迷いそうな人のために、心に尽くす深い祈りを必要とします。
主がペテロのために祈ったなら、私たちも兄弟姉妹の信仰が失われないように、彼らのために祈る必要があります。兄弟姉妹が倒れるのを見て、彼らの間違いを批判したりしないでください。彼らのために仲裁に立ちましょう。
また、イエスは「シモン、サタンがあなたに触れないようにあなたのために祈った。」と言わなかったことが興味深いことではありませんか?イエスは、サタンがシモンを攻撃しないように祈りませんでした。むしろ、ペテロの信仰が勝つように祈ったのです。これは何を教えていますか?重要なことは、サタンではなく、私たちの信仰です。状況がどれほど悪いか、病気がどれほど深刻か、痛みがどれほどひどいのかではありません。あなたの信仰が勝つのに十分力強いかどうか、それが重要です。
ですから、罪、病気、欠乏など、悪魔に攻撃されているクリスチャンを見るとき、彼らの状況に関係なく、彼らの信仰が失われないように祈るのが、あなたの務めです。
祈り
尊い御父よ、今日攻撃を受けているクリスチャンのため、とりなしする特権をくださり感謝します。私は、彼らの経験している試練が彼らを圧倒することなく、誘惑に打ち勝つことを祈ります。彼らの信仰、内なる人が御霊によって力強くされ、揺るぎのないように、イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(エペソ3:14-19) こういうわけで、私はひざをかがめて、15 天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名の元である父の前に祈ります。16 どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。17 こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、18 すべての聖徒とともに、その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、19 人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
(ガラテヤ4:19 ) 私の子どもたちよ。あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたのために産みの苦しみをしています。
(エペソ6:18) すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。