He Seeks Your Fellowship
“主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。”(Ⅱコリント13:13)
今日の御言葉は、コリント教会の聖徒に向かうパウロの祈りです。本文で“交わり(communion)”と翻訳されているヘブル語は“コイノニア(koinonia)”であり、これは交際、参与、パートナーシップという意味です。人が天と地の創造主である神様と、人格的な交わりを持つことが可能でしょうか?その答えははっきりと“はい!”です。神様は、宗教的な人々が信じさせようとするもののように、接近不可能なそのようなお方ではありません。事実、聖書は神様があなたとの交わりを熱望しておられるのを表しています。
神様は、一部の人々が考えるようにいつでもあなたを罰しようと、あなたの罪や過ちや探しておられる方ではありません。主を良く知るようになれば、あなたは主があなたの過ちにも関わらずあなたを愛しておられるという事実を悟るようになります。覚えていましょう。神様は、エデンの園でアダムとエバが不従順したことを知っておられた上でもなおも、彼らを探された方です(創世記3:8-9)。 教会に送られた書信書でヨハネはこのように言いました。“私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。”(Ⅰヨハネ1:3)
あなたはこのように自問しているかも知れません。“神様が私との交わりを望まれるほど、私に何かそんな特別なものがあるのだろうか?” なぜならば、あなたがまさにその方の子どもだからです。あなたは神様のいのちと性質を持っているのです。“そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。”(Ⅰヨハネ5:11-12)
神様があなたと交わることができる理由は、あなたが神様のいのち(ゾエ;Zoe)をあなたの内に持ったからです。この世は神様の言語を語ることが出来ませんが、あなたは出来ます。聖霊様があなたの内に住まわれるからです。だから神様は、あなたの賛美と祈りを喜ばれるのです。神様がこのように語られたのは当然です。“彼らが呼びかけるより先に、わたしは答え/まだ語りかけている間に、聞き届ける。”(イザヤ65:24新共同訳) 従って、祈りは神様に何かを求めること以上のものです。それは交わりです。あなたが主と持つ交わり、主はまさにそれを求めておられます。
祈り
愛する天の父よ。父とイエス様と、聖霊様とともに交わる大きな栄光と特権に感謝をお捧げします。これが最高の召しであり、私はこの召しを持続的に成すように聖霊様を通して私を教えてくださることを求めます。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン
参考聖句
Ⅰコリント1:9、Ⅰヨハネ 1:3