2024年3月21日(木)
イエスはキリストである
Jesus Is The Christ
「するとイエスは、彼らに尋ねられた。『では、あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。』ペテロが答えてイエスに言った。『あなたは、キリストです。』」(マルコ8:29NIV)
使徒の働き17章1節から3節で、ルカはパウロとその仲間たちがアンフィポリスとアポロニアを旅し、最終的にテサロニケに到着した経緯を説明しています。そこで彼らは会堂に入り、パウロは3日続けて安息日にユダヤ人たちと議論しました。
使徒パウロは、 豊富な聖書の推論を用いて説得力のある事例を提示し、キリストが苦しみを受け、死からよみがえることが必要であったことを説き、証明しました。しかし、ここでパウロが行った最も美しい主張があります。パウロは、自分が宣べ伝えたイエスこそが、まさにキリストであると彼らに告げたのです。
イエスこそキリストであるということが、彼のメッセージでした!この真理の力を過小評価してはいけません。イエスはキリストであり、神の御子です。もしあなたがそれを信じるなら、キリストの祝福はすべてあなたのものになるのです。
しかし、イエスがキリストであることを信じるためには、まず、イエスが肉体をもって来られたということを信じなければなりません。使徒ヨハネは、イエスが肉体をもって来られたという実在を否定し、奇妙な教理を持ち出す者たちに遭遇し、偽教師たちへの警告を発しています!
したがって、クリスチャンは霊が神から来たものかどうかを見分けるべきだと主は言われました。ただし、重要な判断基準は次のとおりです。「人となって来たイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。それによって神からの霊を知りなさい。…」(1ヨハネ4:2-3)
上記の聖句では、あらゆる翻訳者たちは「キリストであるイエス」という実際の原文の表現ではなく、「イエス・キリスト」を使用すべきであると誤って想定しました。しかし、New English 訳(NET)ではこれを正しく訳されています。「このことによって、あなたがたは神の霊を知るのです。キリストであるイエスが肉において来られたことを告白する霊はみな、神から出たものである。」
肉を持って来られたキリストであるイエスを告白するすべての霊は、神からのものです。したがって、キリストとしてのイエスは肉、つまり体をもって来られたということです。そして私たちは、イエスの体が十字架につけられ、葬られ、そして栄光のよみがえられたことを知っています。これは救いに関する重要な真理なのです。神を褒めたたえます。
祈り
祝福された主イエスよ、主はキリストあり、私たちを義と勝利と卓越と栄光の人生へと導くために、人となって来られ、死なれ、葬られ、復活されました。主は神性の完全な体現者です。私は主を礼拝し、教会を通してご自身を現してくださることに感謝します。主の栄光は永遠です。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(使徒の働き17:1-3)彼らはアムピポリスとアポロニヤを通って、テサロニケへ行った。そこには、ユダヤ人の会堂があった。パウロはいつもしているように、会堂に入って行って、三つの安息日にわたり、聖書に基づいて彼らと論じた。そして、キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならないことを説明して、「私があなたがたに伝えているこのイエスこそ、キリストなのです」と言った。
(ルカ9:20NKJV)イエスは、彼らに言われた。「では、あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」ペテロが答えて言った。「神のキリストです。」