Called To Preserve Lives
“それで神は私をあなたがたより先にお遣わしになりました。それは、あなたがたのために残りの者をこの地に残し、また、大いなる救いによってあなたがたを生きながらえさせるためだったのです。”(創世記45:7)
聖書のヨセフという人を考えてみましょう。彼の兄たちは彼を憎み殺したかったけどミデヤンの商人たちに奴隷として売り、同じくその商人たちはヨセフをポティファルというエジプト人に売りました。(創世記37章) ポティファルは、ヨセフのおかげで神様が自身を祝福されたことを見て、結局ヨセフに自身の全ての所有を管理する責任を任せました。
ところが結局、事がこじれてしまいます。ポティファルの妻がヨセフを陥れ、彼は監獄に入れられてしまいます。しかし、まさにその監獄の中で主がヨセフとともにおられ、彼を祝福され、彼を監獄の長の心にかなうようにされました。監獄の長はヨセフに他のすべての囚人を管理することをゆだねました。(創世記39:21-22)
そうしている間、パロの献酌官と調理官が、ヨセフが入る同じ監獄に入れられました。そうしていたある日の夜、彼らがそれぞれ夢を見てそれが気がかりとなりました。ヨセフは彼らの夢を解き明かしてあげましたが、酒を任された献酌官の夢だけ良い結果がある夢でした。ヨセフが解き明かしたように、彼は三日の内に釈放され、パロの酒を任された元の地位に戻されました。
時がすぎついにパロも夢を見て、それによって心が騒ぐようになりました。その時、その献酌官がヨセフを覚えてパロに言いました。ヨセフはパロの夢を解き明かし、その後エジプトの総理となりました。すぐにカナンと全ての周辺の国家がききんに入り、エジプトはヨセフのおかげで激しいききんの苦痛を免れました。そのようなききんの時にヨセフを奴隷として売り渡した兄たちがエジプトに穀物を買いに来ましたが、エジプトの全ての穀物は、ヨセフの管理下にありました。しかし彼らはヨセフを見ても分かりませんでした。最後にヨセフは、兄たちに自身を明らかにする時に言った感動的な言葉を読んでみてください。“ヨセフは兄弟たちに言った。・・・私はあなたがたがエジプトに売った弟のヨセフです。今、私をここに売ったことで心を痛めたり、怒ったりしてはなりません。神はいのちを救うために、あなたがたより先に、私を遣わしてくださったのです。”(創世記45:1-5)
神様はあなたに、あなたの人生の馬車に乗った人々のいのちを救う責任を委ねられました。学校の友達、事業の同僚、隣人、家族、友達、同僚、愛する人々のいのちのことです。彼らが難しく、大変な時期に合っている時、その状況が変わるまで祈りでとりなしてください。あなたがある組織で働いているなら、その組織が栄えるように祈ってください。あなたが属した組織が栄えれば、あなたも栄えるからです。(エレミヤ29:7)
祈り
愛する天の父よ、私と関係する人々のいのちを救い、彼らに肯定的な影響を与えることができる特権をくださり感謝します。私は彼らが神聖な栄えと救いと健康と勝利と豊かさと力と昇進の中で生きることを命じます。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。
参考聖句
オバデヤ1:21、イザヤ42:5-7