2024年12月20日(金)
あなたは主を知っている
You Know Him
「わたしの行く道はあなたがたも知っています。トマスはイエスに言った。『主よ。どこへいらっしゃるのか、私たちにはわかりません。どうして、その道が私たちにわかりましょう。』」(ヨハネ14:4-5 NIV)
主イエスは十字架につけられる直前、弟子たちとの集会を持たれ、ご自分が天へ旅立たれることを告げられました。弟子たちはその知らせに悲しみましたが、イエスは彼らを慰められました。そして、言われました。「わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。わたしの行く道はあなたがたも知っています。」(ヨハネ14:3-4 NIV)
彼の言葉に注目してください。それらは常に簡潔で、常に肯定的なものです。それは主の考え方を示しています。彼は言われました。「わたしの行く道はあなたがたも知っています。」しかし、肉において考えていたトマスは言いました。「主よ。どこへいらっしゃるのか、私たちにはわかりません。どうして、その道が私たちにわかりましょう。」(ヨハネ14:6)イエスの答えは深いものでした。彼は言われました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。」なんという答えでしょうか!
イエスは御霊によって語られたのですが、トマスが肉において理性的であったために、イエスの答えはトマスをさらに混乱させたのでしょう。そしてイエスは次の節で言われました。「あなたがたは、もしわたしを知っていたなら、父をも知っていたはずです。しかし、今や、あなたがたは父を知っており、また、すでに父を見たのです。」(ヨハネ14:7)これは驚くべきことです!
イエスは、「よし、トマス、これから父を紹介しましょう。」とは言われなかったのです!そうではなく、「あなたは父を知っている」と言われたのです。主はあなたに、そう考えてほしいのです。主は、あなたが議論したり、知識がないと宣言したりすることを望んでおられないのです。霊において応答してください。聖書は、あなたには聖なる方からの油注ぎがあり、あなたはすべてのことを知っていると言っています。(1ヨハネ2:20)ハレルヤ!
主はあなたが父を知っていると言われたのです!ですから、こういってください。「はい、その通りです。私は父を知っています。」神を褒めたたえます!そのように御言葉に同意し、肯定するとき、突然、神の知識があなたの霊に湧き上がり、あなたは真理を発見するのです。主は道であり、真理であり、命であることを忘れてはいけません。主があなたに語ることは真理なのです。もしあなたが神を知っていると主が言われるなら、それが真理なのです。さらに、王国の奥義を知ることはあなたがたに与えられているのです。(マタイ13:11、ルカ8:10)そして、それは、御父、御子、聖霊を知る事も含めるのです。ハレルヤ!
祈り
父よ、感謝します。父が主イエスにおいて、また御霊によって、私にご自身を現してくださったことを感謝します。私は父を知っており、いつもその真理のうちに歩んでいます。この知識は私の人生、私のコミュニケーション、交わりを変えます。私は勝利者として歩み、私の人生における主の恵みは、主に対する私の知識の結果として増し加わります。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ヨハネ 14:16-17)わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。
(ヨハネ17:3)その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです。
(1ヨハネ2:13) 父たちよ。私があなたがたに書き送るのは、あなたがたが、初めからおられる方を、知ったからです。若い者たちよ。私があなたがたに書き送るのは、あなたがたが悪い者に打ち勝ったからです。
(エレミヤ9:24) 誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行う者であり、わたしがこれらのことを喜ぶからだ。―主の御告げ―