2024年9月5日(木)
あなたは世界を照らす
You Give Light To The World

「わたしが世にいる間、わたしは世の光です。」(ヨハネ9:5)

ある日、イエスが通りかかると、生まれつき目の見えない男を見かけられました。イエスと一緒にいた弟子たちは、その人の目が見えないのは、その人の罪のせいなのか、それとも両親の罪のせいなのかと尋ねました。しかしイエスは、その人の罪でも両親の罪でも関係ないと答えられました。(ヨハネ9:3-4)そして、イエスは9:5節で驚くべきことを言われました。「…わたしが世にいる間、わたしは世の光です。」

こう言われた後、イエスは不思議なことを行われました。 地面に唾をして、その唾で泥を作り、それを男の目に塗ったのです。歴史家によると、この男は単に目が見えなかったのではなく、眼球がなく、空洞であったと言います。イエスは「わたしが世にいる間、わたしは世の光です。」と言われて、泥を目に変えるという奇跡を行われたのです。あなたはこれが何を意味するのかわかるでしょうか?

イエスは「わたしはある(I AM)」と言われるたびに、モーセが主に「あなたの名は何ですか?」と尋ねたとき、「わたしはある(I AM)」と、主が答えられた同じことを、イエスは繰り返して言われていたのです。主がモーセに言われたのはこういう意味でした。「わたしはあなたの必要とするすべての存在です。あなたが解放が必要なら、わたしはあなたの解放です。あなたが救いを必要とするなら、わたしはあなたの救いです。癒しが必要なら、わたしはあなたの癒しです。あなたが必要とするものは何ですか。 わたしはある(I AM)。」

したがって、イエスが「わたしは…である(I AM)」と言われたとき、神が「わたしは、あなたが必要としている存在である」と告げられたのと同じことを、イエスは言われていたのです。イエスは目のない人を見て、「わたしは世の光である」と言われました。聖書に「体の光は目である」(マタイ6:22、ルカ11:34)と書かれていることを思い出してください。つまり、イエスは「わたしは世の目である。わたしがいなければ、世は見ることができない」と言われたことなのです。すぐに、イエスはそれを証明し、その人に目を与えてくださったのです。

次は、最も興味深い内容です。イエスは「あなたがたは、世界の光です…」(マタイ5:14)と言われました。つまり、イエスと同じように、私たちも世界に「目」、つまり視野を与えるのです!世界は、あなたがいなければ見ることができないのです。あなたは世界に方向性、明瞭さ、ビジョンを与える者なのです。今でも、「私は世界の光です!」と大胆に宣言してください。あなたが外に出て、落ち込んでいる人に出会ったら、その人を元気づけ、立たせることができるということです。あなたが現れただけで、誰かが目を回復させることができるのです。病気の人は癒しを受けることができるのです。ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、主は私をこの世の光として造られ、私の周りの人々に希望、癒し、解放をもたらすために備えられ、力を与えられています。私の中にある主の光は暗闇を追い払います。私を愛のオアシスにしてくださり、問題の多い世界で平和、喜び、希望、信仰の避け所にしてくださったことをありがとうございます!なんという特権でしょう! 父なる神に感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(マタイ5:14-16)あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

(エペソ5:8)あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。

(ピリピ2:15-16) それは、あなたがたが、非難されるところのない純真な者となり、また、曲がった邪悪な世代の中にあって傷のない神の子どもとなり、いのちのことばをしっかり握って、彼らの間で世の光として輝くためです。