You Sit On Jesus’ Seat!
“そのとき、イエスは群衆と弟子たちに話をして、こう言われた。「律法学者、パリサイ人たちは、モーセの座を占めています。ですから、彼らがあなたがたに言うことはみな、行い、守りなさい。けれども、彼らの行いをまねてはいけません。彼らは言うことは言うが、実行しないからです。”(マタイの福音書23章1-3節)
主イエスは権勢についてある深いものを説明するため、上記本文箇所の実例を用いられました。イエスは弟子たちに律法学者やパリサイ人たちが言うことは何でも従うように指示しました。なぜなら、彼ら(律法学者、パリサイ人達)がモーセを体表しているためです。しかしイエスは、素早く弟子たちに彼らの様に振る舞わないようにさとしました。
キリスト者として、あなたはイエスの御座に占めています。あなたの権勢は、悪魔や暗闇の勢力にまさるものです。それはあなたの能力ではなく、キリストの権勢に基づいているのです。サタンとその仲間を含めた全ての自然と創造物は、イエスの命じるのを聞いて従順した様に、あなたの命令を聞いて従順します。(マタイ17:5)ですから、あなたが彼らに命令したことが何であれ、彼らはそれを従うべきです!これは霊的な法則であり、サタンと彼の仲間である悪霊も理解しています。彼らを退けると、彼らは追い出されるしかありません。
もしサタンがあなたに立ち向かってこの様に言ったとしましょう。「あなたは私を追い出せない。なぜならあなたは力も弱く、祈りも十分ではないから。」すると、あなたはこの様に答えるべきです。「私はイエスの御座を占めている!ですから、私はあなたが出て行くのを命じる!」
あなたはサタンの存在を理解しなければなりません。彼は逆らう者であり訴える者なのです。 「・・・日夜彼らを私たちの神の御前で訴えている者が投げ落とされたからである。」(黙示録12:10)ゼカリヤ書3章には、サタンは神のおられる所で、ヨシュアを次のように訴えました。「主は私に、主の使いの前に立っている大祭司ヨシュアと、彼を訴えようとしてその右手に立っているサタンとを見せられた。主はサタンに仰せられた。サタンよ。主がおまえをとがめている。エルサレムを選んだ主がおまえをとがめている。これは、火から取り出した燃えさいではないか。」(ゼカリヤ3:1−2)主はヨシュアに「もし、あなたが正しいことを行うのであれば、サタンはあなたを敵対することはできません。」とは言われません。むしろ、主はサタンに向かって言われました。「主がおまえをとがめている!」
キリストにあって、あなたは傷も点もなく完璧です。キリストは、神の御目に聖く、傷もない、咎めることがなくささげるために、死を通してご自身の体であなたを和解させました。サタンは思った通りにあなたを非難し、あなたにサタンを追い出す力が不足だと責めるかも知れません。関係ありません。あなたはイエスの御座に座っています。あなたは全能の神の右手、すなわち統治と権勢の座である天の領域に主と共に着かています。
祈り
私は権勢座のところにキリストと共に座っています。そこはこの世だけでなく、来るべき世でもすべての統治と権勢と力と主権、そしてあらゆるすべての名にまさる位置です。私は、罪と病、弱さ、全て拒んでいる勢力と訴え、妨げのものを支配して生きます。イエスの御名によってお祈りします。
参考 聖書
エペソ人への手紙 2章5節6節、 コロサイ人への手紙 1章22節、 ローマ人への手紙 8章1節