Prove Your Ministry

「しかし、あなたは、どの様な場合にも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。」(テモテへの手紙第二4章5節)

今日の聖書箇所で、使徒パウロは、神があなたの務めを果たすと述べていないことに気がつきましたか? 彼はまた、あなたの務めを果たすため、あなたが主に祈りなさいとも言っていません。 下線が引かれた所に、もう一度注目しましょう、「・・・伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。」 これは、あなたの務めを果たすのは、あなたの責任であることを示しています。

多くの人は、神が彼らを選び、示した道に歩まず、成し遂げようともしません。彼らは、神が彼らを選び、備えられた道に一歩も踏み出さずに人生を終えていきます。 コロサイ人への手紙4章17節に、こう語ります、「アルキポに、『主にあって受けた務めを、注意してよく果たすように。』と言ってください。」 それについて考えてみてください!パウロは、コロサイ人達に手紙を送り、アルキポという兄弟に、神から与えられた務めに注意を払って、全うするようにと言いました。

もし、人の務めを果たす責任が、神であれば、パウロはおそらく「アルキポに心配しないように伝えてください。神が彼の務めを果たしてくださいます。」と言ったでしょう。 しかし、彼はそう言っていません。彼は、主から受け取った務めを、注意を払うだけでなく、それを果たすのもアルキポの責任だとはっきり伝えました。

もし多くの人が、それぞれの人生の中でどれほど多くの責任を負っているのか、そしてどの様な結果が生じるのかを気がついたら、彼らは違った考えを持つでしょう。 あなたの召しを果たすのは、あなたの責任です。あなたの預けた務めをするのは、あなたの責任です。あなたが福音を伝える事において、躊躇してはいけません。恐れてはいけません。なぜなら、あなたの務めを十分に果たすには、あなたは困難に耐えないといけないからです。ですから、常に大胆で勇敢でありましょう。「神が私たちに与えて下さったものは、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みとの霊です。(Ⅱテモテ1:7)」

祈り
愛する御父よ、今日も、私の生き方への主の目的を見つけるために、助けてくださる御言葉によって感謝します。キリストにあって、私は神聖な運命を全うする正しい道に置かれています! 私は、主が予め定められた道を歩んで、私の務めを全うし、主の御名に栄光をお返し賛美します。アーメン。

参考聖書
使徒の働き 20章22-24節 いま私は、心を縛られて、エルサレムに上る途中です。そこで私にどんなことが起こるのかわかりません。23 ただわかっているのは、聖霊がどの町でも私にはっきりとあかしされて、なわめと苦しみが私を待っていると言われることです。24 けれども、私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。

第二ペテロの手紙 1章10節  ですから、兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがたの召されたことと選ばれたこととを確かなものとしなさい。これらのことを行なっていれば、つまずくことなど決してありません。