2025年8月6日(水)
あなたのメッセージを受け入れる人に集中せよ
Focus On Those Who Embrace Your Message
「では、尋ねましょう。彼らがつまずいたのは倒れるためなのでしょうか。絶対にそんなことはありません。かえって、彼らの違反によって、救いが異邦人に及んだのです。それは、イスラエルにねたみを起こさせるためです。」(ローマ11:11)
魂を救う働きをする中で、あなたのメッセージや教会への招待を拒絶し、敵対的な態度を示す人々に出会うでしょう。そのような状況に直面したとしても、落胆しないでください。彼らがあなたのメッセージや招待を拒絶したなら、他の人々への伝道に焦点を移しましょう。あなたのメッセージを受け入れる人々への伝道に集中してください。
神が世界とどのように関わったかを考えてみましょう。イエスはまずユダヤ人たちにメッセージを伝えました。なぜなら、彼らは神の民だったからです。イエスは彼らの中から生まれ、彼らに神の王国のメッセージをもたらしましたが、彼らはイエスを拒絶しました。ヨハネ1章11節(NIV)には、「この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。」とあります。
では、イエスはどうしたでしょうか?イエスは異邦人と全世界にメッセージを伝え、今日に至るまで多くの人々が福音を受け入れています。神を賛美します!使徒パウロにも同じことが起こりました。彼は以前、イエス・キリストを信じる人々を迫害し、福音に反対していました。パウロが主へ心を捧げた時、多くの同胞のユダヤ人は彼に耳を傾けませんでした。
パウロはかつてユダヤ人の仲間でしたが、彼がクリスチャンとなった時、彼を拒絶しました。パウロはすぐに、主がパウロを最初に遣わされた人々である、異邦人へと注目を向けました。(使徒26:16-18を参照)
また、使徒の働き13章では、パウロとバルナバがピシデアのアンティオケで、宣教活動を行ったことが記されています。彼らは当初、会堂で歓迎されましたが、後に嫉妬するユダヤ人の指導者たちから強い反対に直面しました。彼らの拒絶に対して、彼らは大胆に言いました。「神のことばは、まずあなたがたに語られなければならなかったのです。しかし、あなたがたはそれを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者と決めたのです。見なさい。私たちは、これからは異邦人のほうへ向かいます。」(使徒の働き13:46)
あなたのメッセージを拒む者たちに、あなたの霊の状態や熱意を左右させてはなりません。彼らために祈り、彼らために取り成してください。しかし、彼らの拒絶が、あなたが福音で他者を救う情熱を消すことを許してはなりません。
あなたが他者を救うことに成功するたび、ユダヤ人は聖書が言うように、異邦人の救いによって刺激され、最終的にイエス・キリストを信じるようになるでしょう。集中し、手を差し伸べ続け、福音の力に信頼してください。
告白
私は神の召しに目を向け、福音を広めることを続けます。福音は信じる者にとって神の救いの力であるからです。神の恵みと聖霊の力によって、私は多くの人を義へと導き、彼らの心は神に向けられます。私は確かに世界の光です。ハレルヤ!
参照聖書
(使徒13:45-46) しかし、この群衆を見たユダヤ人たちは、ねたみに燃え、パウロの話に反対して、口ぎたなくののしった。そこでパウロとバルナバは、はっきりとこう宣言した。「神のことばは、まずあなたがたに語られなければならなかったのです。しかし、あなたがたはそれを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者と決めたのです。見なさい。私たちは、これからは異邦人のほうへ向かいます。
(マタイ10:5-15 NIV) イエスは十二弟子を呼び寄せ、彼らに汚れた霊を追い出し、あらゆる病気と患いをいやす権威をお授けになった。2 十二弟子の名は次のとおりである。まず、シモン(ペテロと呼ばれる)とその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、3 ピリポとバルトロマイ、トマスと取税人マタイ、アルパヨの子ヤコブとタダイ、4 熱心党員シモンと、イエスを裏切ったイスカリオテのユダである。5 イエスは、この十二人に次のような指示を与えて遣わされた。「異邦人の間には行ってはならない、サマリヤ人の町にも入ってはならない。6 むしろ、イスラエルの失われた羊たちのところへ行きなさい。7 あなたがたは行きながら、このメッセージを宣べ伝えなさい。天の御国は近づいた』。8 病人をいやし、死人をよみがえらせ、らい病の人をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは自由に受けているのだから、自由に与えなさい。9 帯に金や銀や銅を入れて携えて行ってはならない。 10 旅のための袋も、余分の下着や履物や杖も持っていてはならない。働く者にはその身代金が価値があるからである。11 あなたが入る町や村がどこであれ、そこで立派な人を捜し、あなたが立ち去るまで、その人の家に泊まりなさい。12 その家に入ったら、あいさつをしなさい。13 その家がふさわしい人の家であれば、あなたがたの平安をその家にとどめ、そうでない人であれば、あなたがたの平安をその家に帰らせなさい。14 もしだれかがあなたを歓迎せず、あなたの言葉に耳を貸さないなら、その家や町を出て、あなたの足からちりを払い落としなさい。15 まことにあなたがたに告げますが、裁きの日には、あの町よりもソドムとゴモラの方が耐え難いでしょう。