2024年8月16日(金)
並外れた人生
An Extraordinary Life

「彼らは大きな恐怖に包まれて、互いに言った。『風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。』」(マルコ4:41)

イエスは地上にいる間、奇跡のような、並外れた人生を送っただけでなく、その死、埋葬、復活さえも並外れたものでした。通常、十字架にかけられた人が死ぬには、少なくとも13時間かかります。しかし、イエスが十字架につけられたとき、イエスは6時間後に自らの死を命じられたのです。

聖書によれば、イエスは十字架上で、大声で叫んでこう言われました、「『父よ。わが霊を御手にゆだねます。』こう言って、息を引き取られた。」(ルカ23:46)この言葉を言われたとき、イエスはご自分の霊を解放して息を引き取られたのです。

兵士たちは、イエスが本当に死んだかどうかを確認するために、槍を取り、イエスの脇腹に突き刺しました。すると、ただちに水に混じった血が噴き出し、心臓が破裂したことがわかったのです。それを見ていた兵士たちとユダヤ人たちは、イエスがそのわずかな間に死んだということに驚きを隠せませんでした。

イエスの復活もまた驚くべきものでした。ユダヤ教の指導者たちの要請で、ローマ帝国はイエスが葬られた墓を大きな石で封印し、武装した兵士たちに監視を命じていました。

3日目、太陽のように輝く御使いが天から降りてきました。御使いは大きな石をどけてその上に座ると、イエスは栄光のうちに墓から出ておられたのです。ハレルヤ!その後、イエスは四十日四十夜、弟子たちとともにおられました。

天に昇る日に、イエスは突然いなくなったわけではありません。弟子たちと話し合い、指示を与えている間に、重力の法則に逆らって地面から浮き上がったのです。弟子たちは、主が昇り続けながら、雲の中に入って行かれるのを、まったく驚きながら見ていました。これは並外れた瞬間でした。

聖書は、いつか、それはもはや遠い日のことではなく、この同じイエスが、驚くべき形で再び戻って来られ、全世界がイエスを見るだろうと述べています。そして私たちは皆、栄光に輝くのです。私たちは主が間もなく戻って来られるための準備をしているのです。

主は私たちを並外れた栄光の人生に召され、私たちがこの卓越した恵みの人生を他の人々に知らせ、主の栄光の再臨に備えることを望んでおられるのです。

祈り
主イエスよ、主のうちにある奇跡、力、そして栄光の並外れた人生を感謝します。私を救いのメッセージを広め、主のやがて来る再臨のために、人々の心をととのえる器としてくださったことを感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(マタイ27:50-54) そのとき、イエスはもう一度大声で叫んで、息を引き取られた。 すると、見よ。神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。そして、地が揺れ動き、岩が裂けた。 また、墓が開いて、眠っていた多くの聖徒たちのから そして、イエスの復活の後に墓から出て来て、聖都に入って多くの人に現れた。 百人隊長および彼といっしょにイエスの見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常な恐れを感じ、「この方はまことに神の子であった」と言った。

(使徒1:10-11)イエスが上って行かれるとき、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた。そして、こう言った。「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」
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