2024年9月27日(金)
祈りへの新しい観点
A New Perspective To Prayer

「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のもとに行くからです。またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。」(ヨハネ14:12-13)

使徒ヨハネは、共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)にはない方法で、祈りに関するイエスの教えを詳述しました。ヨハネは、主イエスが新約聖書における祈りに関して教えられたいくつかの事を書き残しています。その祈りとは、イエスの死、葬り、復活、そして栄光の昇天以降の祈りであり、新しい環境における、新しい次元での祈りです。

イエスはヨハネ16章:23節から24節でこう言われました。「その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねません。まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの名によってそれをあなたがたにお与えになります。あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。」今日、新しい祈りの原則があります。新約聖書における私たちは、イエスの御名によって、父なる神に向かって祈りをささげるのです。私たちはイエスの御名によって祈るのです。

ヨハネがヘブル書で述べたように、この時代は、イエス・キリストの死によって証明され、効力を発揮する新しい契約によって特徴づけられます。「遺言には、遺言者の死亡証明が必要です。遺言は、人が死んだとき初めて有効になるのであって、遺言者が生きている間は、決して効力はありません。」(ヘブル9:16-17)私たちは今、この新しい契約の中に住んでいるのです。

ですから、今日あなたが望むもの、あなたの願いが何であれ、イエスの御名によって父なる神に直接お願い続けてください。御使いに祈ってもらう必要はありません。御使いに祈りをお願いする人もいますが、御使いがあなたのために祈ってくれるわけではありません。なぜなら、イエスの御名は御使いに与えられたものではなく、人に与えられたものだからです。あなたには、イエス・キリストの御名によって、御父に直接近づく権威があるのです。願い求め、受け取ってください。そうすれば、あなたの喜びが満たされるのです。これが新約聖書における祈りの力と効力です。神を褒めたたえます!

祈り
愛する父よ、神に直接近づくことができる特権と、イエスの御名によって求めるものは何でも与えてくださるという保証に感謝します。私は今日、この権威と知識の深さの中を歩みます。それで、祈りの答えを受けると、私の喜びが満ち溢れます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(1ヨハネ5:14-15)何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。私たちの願う事を神が聞いてくださると知れば、神に願ったその事は、すでにかなえられたと知るのです。

(エペソ3:10)これは、今、天にある支配と権威とに対して、教会を通して、神の豊かな知恵が示されるためであって、

(ヘブル4:16)ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。