BEWARE OF FAMILIAR VOICES
「彼は、自分の羊をみな引き出すと、その先頭に立って行きます。すると羊は、彼の声を知っているので、彼について行きます。しかし、ほかの人には決してついて行きません。かえって、その人から逃げ出します。その人たちの声を知らないからです。」(ヨハネ10:4-5)
しばしば、人々は行くべき方向を教えてくれたり、今やっていることが正しいと伝えてくれる声を聞きます。特に非常に重要な人生の決定を控える時は、奇襲な考えが、人々の心を捕らえます。クリスチャンであるあなたは御言葉から浮かぶ思考や聞こえる声を判断することが重要です。その声がとても「馴染みの声」であってもです。
あなたが聞いた意見や聞いている内容が、なじみの声だからといって、必ずしもその声が神からの声とは限りません。したがって、賢く、神があなたに送られた声と、見知らぬ人(他人stranger)の声との違いを聞き分けてください。今日の本文の文脈によれば、「他の人」とは、これまでに見たり会ったりしたことのない人ではなく、むしろ、あなたの人生に遣わしてない人のことを指しています。
人々は全く知らない誰かが、神から与えられた言葉を確証してくれれば、はるかに超自然的であり、劇的だと思い、他の人が彼らに対する神のメッセージを確証してくれることを願っています。しかしそれは神の方式ではありません。おそらく神は、あなたの全く知らない人ではなく、あなたがよく知っている人をあなたに遣わし、あなたの霊に神の言葉を確証させます。したがって、あなたは耳を傾けている声や、あなたを導いて、あなたの思考や預言を確証してくれる声が、神の声なのか、あなたに遣わした神の人の声であるかを常に確かめてください。
真の神の子は、聖霊の声を知ることも、認識することもできます。イエスは言われました。「わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。」(ヨハネ10:27)。そして、今日の本文でも言われています。「ほかの人には決してついて行きません。かえって、その人から逃げ出します。その人たちの声を知らないからです。」(ヨハネ10:5) 多くの人の問題は、神の声を知らないことです。御言葉から神の声や指示に耳を傾けてください。なぜなら、御言葉を通して、そして神があなたのリーダーとして任命した人を通して、あなたに語られるからです。
祈り
天の父なる神さま、御言葉によって、そして御言葉に力付けられ、教えられ、指導される特権に感謝します。父の言葉は私を導く光であり、私が選択と決定を下す貯水池です。私は、御言葉を黙想することによって聖霊の導きと指導に敏感です。イエスの御名でお祈りします。アーメン。
参照聖書
(詩編16:7) 私は助言を下さった主をほめたたえる。まことに、夜になると、私の心が私に教える。
(イザヤ30:21) あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから「これが道だ。これに歩め。」と言うことばを聞く。
(ヨハネ10:27-28) わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。28 わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。