2022年2月7日(月)
預言による戦い
Warring With Prophecies

「わたしの子テモテ、あなたについて以前預言されたことに従って、この命令を与えます。その預言に力づけられ、雄々しく戦いなさい、」 (第一テモテ1:18 新共同訳)

今日の御言葉のパッション訳(Passion Translation)では「…あなたの預言を武器として使いなさい… 」とあります。つまり、あなたに関して語られた預言を武器にすることです。あなたの人生、将来、ミニストリー、仕事などに関する預言的な言葉を、信仰の善い戦いを果たすための武器として用いるのです。

エペソ6章17節では、このこともっと詳しく説明しています。「救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい」とあります。御霊の与える剣とは、語られた言葉のことであり、語られた言葉とは、預言的な言葉のことなのです。これは攻撃的な武器です。

ここでいう「預言」にはふたつの意味があります。それは、個人としてあなたの人生に語られる預言と、すでに書かれている神の御言葉で、これを聖書では、「さらに確かな預言のみことば」(第二ペテロ1:19)と呼んでいます。あなたに関して書かれているその御言葉を選び、信仰を持って口にすると、その御言葉は預言になります。エペソ6章17節で、御霊の与える剣と表現している「レーマ」についてあなたは話しているのです。

例えば、聖書には「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです」(第一ヨハネ4:4)とあります。それはロゴス(ギリシャ語)です。しかし、サタンがあなたに敵対し、あるいはあなたがサタンに対して攻撃しようとするとき、あなたは、「悪魔よ、私は神から生まれ、あなたに打ち勝ったのです。私のうちにおられる方は、世の者よりも偉大であるからだ」と言うのです。こうすると、あなたはその聖句を武器に使用したことです。

あなたがその言葉を「レーマ」として口にすると、それはあなたの口の中で神の御言葉となるのです。そして、あなたの口の中にある神の御言葉は、神が語られているのです。それはまた、私たちが祈りの中で行うことでもあります。第一テモテ2章1節にあるように、願い、祈り、執り成し、そして感謝を捧げることによって、御言葉、すなわち神の「レーマ」を口にするのです。

祈り
愛する父よ、御言葉の力と、すべての人に救いを与えてくださることを感謝します。すべての魂は代価を払って買われたので、すべて主のものです。今日、世界中の多くの人々が、主の愛と救いの力のメッセージを聞き、受け取り、彼らの心に浸透し、彼らに義を与えることができますように、イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第一テモテ1:18 GNB) 私の子テモテよ。以前あなたについてなされた預言に従って、私はあなたにこの命令をゆだねます。それは、あなたがあの預言によって、信仰と正しい良心を保ち、勇敢に戦い抜くためです。

(ホセア14:2) あなたがたはことばを用意して、主に立ち返り、そして言え。「すべての不義を赦して、良いものを受け入れてください。私たちはくちびるの果実をささげます。

(第二ペテロ1:21 AMPC) なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。