2022年6月13日(月)
霊的領域から機能する
Operate From The Spirit Realm

「もし、私が人間的な動機から、エペソで獣と戦ったのなら、何の益があるでしょう…」(第一コリント15:32)

エペソでパウロの働きについて聖書を学ぶと、彼は剣闘士のように動物と戦っていたわけではないことがわかります。当時ローマ市民を剣闘士にすることは、実は違法だったのです。私たちはまた、彼が動物と戦うために藪(やぶ)の中に入ったことは一度もないことも知っています。彼は人々と肉体的な争いに巻き込まれたこともありませんでした。では、今日の御言葉で、パウロがエペソで獣と戦ったということは、どういう意味でしょうか。 

第二コリント1章で、パウロは、この恐ろしい経験を再び述べ、彼とその同僚たちが耐えられないほどの圧迫の中にいて、命の望みまで途絶えたと話しました。「兄弟たちよ。私たちがアジヤで会った苦しみについて、ぜひ知っておいてください。私たちは、非常に激しい、耐えられないほどの圧迫を受け、ついにいのちさえも危くなり」(第二コリント1:8)

しかし、神は彼らをこの大きな危機から救い出してくださいました。しかし、パウロと同僚たちは祈り続け、他の聖徒たちも彼らのためにとりなしていたのです。「あなたがたも祈りによって、私たちを助けて協力してくださるでしょう…」(第二コリント1:11)。彼らは闘っていたのです。彼らの闘いは血や肉ではなく、人間に対するものでもありませんでした。その戦いは霊的なものでした。

パウロは、自分に対する人間の悪事を霊の領域で扱ったのです。霊的に成熟してくると、あなたは誰かがあなたを不当に扱っているとき、その人たちと戦わず、その行動に責任のある霊どもに立ち向かうでしょう。まさに、パウロが「私はエペソで獣と戦いました」と言ったのは、そのためです。

あなたがこれらの悪霊を支配し、人々への影響を断ち切ると、その人々は、これ以上以前のように考えて行動しないでしょう。 彼らのその行動の原因となる霊が縛られたり追放されたりしたからです。

あなたの国の指導者は間違った決断をしていませんか。彼らに腹を立ててはいけません。多くの場合、彼らはその間違った決断が、悪魔が彼らに話しかけ、彼らの心に考えを植え付けた結果であることに気づいていないのです。とりなし祈りと、イエスの御名によって悪魔に対する権威を行使することによって、私たちは自分の町や国の状況を変えることができるのです。

祈りによって、私たちは必ず国の政府や指導者に対する悪霊の影響を断ち切らなければなりません。主イエス・キリストの御名によって、この力を大胆に行使してください!

祈り
私は、神と霊的な実在、霊的な領域に敏感に反応します。私は、キリスト・イエスにあって勝利と支配の有利な立場から機能しています。私はイエスの御名を使う代理権を与えられているので、私の人生、私の環境、私の愛する人々の人生において、すべての悪魔の活動を認めないのです。ハレルヤ!

参照聖書
(エペソ6:12) 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。

(ヤコブ4:7)ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。

(第二コリント10:3-5) 私たちは肉にあって歩んではいても、肉に従って戦ってはいません。私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどに力のあるものです。私たちは、さまざまの思弁と、神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き、すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ、