Knowledge Through The Spirit

“人間の息は主のともしび、腹の底まで探り出す。”(箴言 20:27)

神様の御言葉は、人は基本的に霊的な存在であるという明確な根本的真理を啓示します。人は魂や肉ではありません。神様は一番先に霊を通して人を悟らせます。主は人が霊を通して基礎知識を得るようにされました。人の一番基本的な“情報たち”(多様な範疇と形の情報という意味で“情報たち”と表現しました)は、その人の霊を通してのものでなくてはいけません。

多くの哲学者たちは人間の悟りはただ、魂を通してのものであると断定し、これとは反対の理論を作り出しましたが、それらは全て間違っています。実際に経験主義哲学者たちは五感で観察したり立証できないものは偽(unreal)であると教えました。従って経験主義はまことの知識を人間の感覚の領域に限定し、信仰を非難しました。なぜならば信じるということは、あなたの感覚が認知したり証明することのできないものと関連しているからです。

しかし人には信じる能力があります。ローマ書10:10は言います。“人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。” 人は魂(mind)でなく、心霊(heart)または霊(spirit)によって信じます。これが哲学者たちの見逃した部分です。彼らは人間の霊が、霊的な悟りを受けるためにその人のために神様の光を照らす部分であるということを知りませんでした。ローマ書4:3は、アブラハムが神様を信じ、それが彼の義と認められたと語ります。彼は魂ではなく霊によって、見えないものを信じました。なぜなら、ただ霊だけが神様から霊的な情報と洞察を受けることができるからです。

私たちがキリストの中で持っている超越的な人生は平凡な知覚の次元を超えたものであり、人間精神の理解を超越するものです。

祈り
愛する父よ、私は今日御言葉と祈りによってあなたと交わり、聖霊様から指示と霊感と助言と知恵と悟りを受けます。あなたのいのちと能力の御言葉が私の霊に臨む時、強健になり、活力を受け、人生でより大きな栄光と卓越した水準に至ります。イエス様の御名でお祈りします。アーメン

参考聖句
ローマ 8:14, ヨブ 32:8