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「こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を、」(2ペテロ1:5)
今日の本文の「徳」とは、原則や道徳的な良さ または卓越性を意味します。神はその徳をあなたの信仰に加えることを願っておられます。すでにあなたは信仰を持っています。「…神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて慎み深い考え方をしなさい。」(ローマ12:3)。 しかし、あなたが生活の中で継続的に実を結んで延々と増加する栄光を得るために信仰はそれほど重要なので、主はあなたの信仰に何かを加えることを願われています。その一つが道徳的な卓越性です。
神はあなたが敬虔な基準と原則をもって人生を送ることを願っており、熱心にそうすることを望んでおられます。「…あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を」 これは表面的にしてはいけません。あなたは神の御言葉からの基準と原則である高いモラル(道徳的)基準を、人生にはっきりと描くことに心を尽くし良心的に貫かなければなりません。
例えば聖書は、イエスがいつも通りに神の家である会堂に入ったことを教えています(ルカ4:16)。これがあなたの基準ですか? あなたには教会に行く時間になると教会へいく習慣を持っていますか? そうでなければ都合によって変わりますか? ある人は気分が向くときだけ教会に行きます。その人たちには基準がありません。道徳的な卓越性が欠けているのです。
しかし、イエスは会堂に行くのがいつもの習慣でした。あなたも生活でこのことを訓練しなければなりません。教会に行く時間には、教会に行くべきです。用事があるかどうかに関係なく、行くという基準が正しいからです。
更に、祈りと御言葉に対して、明確な学習のプログラムやスケジュールを立ててください。何となく、または、やりたいときだけしたり、偶然または漠然としないでください。祈ったり御言葉を勉強したりするのを日常の大切な規則的な時間の一部としましょう。訓練を心掛けましょう。これは非常に効果的かつ成功的で持続的に生産性のある生活を送るために不可欠な前提条件です。
祈り
愛する御父よ、私に信仰の豊かさを与える道徳的な良さと卓越性の重要性を示してくださり感謝します。私の中で働く優れた霊が、私の人生に規律として安定をもたらし、私を勤勉にし、実り多いものとしてくださいます。イエスの御名でお祈りします。アーメン。
参照聖書
(エペソ5:8-11) あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。9 ――光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのです。――10 そのためには、主に喜ばれることが何であるかを見分けなさい。11 実を結ばない暗やみのわざに仲間入りしないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。
(2ペテロ1:5 AMPC) こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を、