2022年10月11日(火)
賛美は必ず意味を持つべきです
Praise Must Have Meaning

「神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。」(ヨハネ4:24)

ある人は、神を賛美していると言いながら「主よ、あなたを賛美します」と言うだけで、実は、神を賛美していないのです。例えば、誰かに贈り物をするとき「私はあなたに贈り物をします」と言って、何もしないのではなく、実際にその人に贈り物を届けます。あなたは口先だけでなく、行動で示すのです!

主を賛美し、感謝し、礼拝するのも同じです。あなたは内容を伴って行うのです。もしあなたが「主よ、祝福します」と言ったら、進んで主を祝福してください。ではどのように主を祝福するのでしょうか。あなたは主がどんな方なのかについて感謝し、主がなさったこと、そしてあなたの人生に現れた主の栄光に対して感謝を申し上げなければなりません。

主に感謝する時には意味がなければなりません。その感謝は何の内容とつながっているのでしょうか。つまりあなたは「主よ、こんなことも感謝します。私はあれこれに感謝します」と言うべきです。あなたの感謝は明確にある内容につながっていなければなりません。そうでなければ、ただ言葉をつぶやいただけになってしまいます。もし私があなたのところに言って「ありがとうございます」と言ったら、あなたは私が何に対して感謝しているのか知りたくなるでしょう。

たとえ主が「感謝に満ちた心を持ちなさい」と私たちに言われたとしても、その感謝にはやはり目的があります。あなたの心の中には、神に対する感謝している何かがあるのです。私も一人で祈るとき「御父よ、ありがとうございます」と祈ることがあります。それは、私の心の中には、声に出してはいないけれども、神に感謝していることがたくさんあるからです。なぜなら、神は心を見ておられるからです。私の心の中には、神が私になさってくださったこと、私に言ってくださったことなど、その美しい思いで満ちているのです。それに対して私が感謝を表現しているのです。

ですから、あなたが神をほめたたえるときには、いつも感謝の意味ある内容がなければなりません。あなたの賛美は、主の御名に感謝するあなたの唇の果実なのです。「ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。」(へブル13:15)

祈り
愛する父なる神よ、私は心の底から、主の恵みと慈しみ、知恵と力によって、今日、私が勝利し、すべてのことに繁栄して生きていることを感謝します。私の人生における主の栄光に感謝します。主は正しく、聖く、恵み深く、親切で、純粋な方です。主の御国は永遠であり、主は義によって国々を支配しています。主よ、主の御名が永遠に祝福されますように。アーメン。

参照聖書
(へブル13:15)ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。

(エペソ5:20)いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。

(第一テサロニケ5:18)すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。