2022年3月4日(金)
賛美の中で喜びます
Joyful In Praise
「真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。」(使徒16:25-26)
使徒の16章で、ルカはパウロとシラスが福音を伝えたために迫害され、投獄されたことを感動的に語っています。二人は奥の牢獄に入れられ、鎖につながれ、足には足かせをつけられていました。しかし、彼らが喜んで賛美し始めると、地震が起こり、彼らは牢獄から出されたのです。
私たちは祈りの中で要求だけする場合が多いのです。しかし、喜びをもって主をほめたたえることには力があります。聖書には「いつも喜んでいなさい」(第一テサロニケ5:16)とあります。いつもあなたの注意を引きつけ、あなたの喜びを打ち砕こうとする状況や事態があるはずです。時には、それはあなたを悲しませ、怒らせるような悪い知らせかもしれませんし、あなたの心にある問題かもしれません。どんな場合でも、心配することをやめ、主をほめたたえ、喜んでください。
聖書には「あなたがたの思い煩いをいっさい[すべての心配こと、悩み、すべての懸念することを一度限りきっぱりと]神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」(第一ペテロ5:7)とあります。 そして主はこう語られているのです。「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」(ピリピ4:6-7)
ある人は「私は、問題が深刻になったときだけ不安になる」と言うかもしれません。いいえ、イエスは「心を騒がせずに、神を信じ、私をも信じなさい」と言われたのです。そうです!何もあなたを悩ませるべきではありません。ですから、神の御言葉を黙想することが大切なのです。御言葉を黙想することによって、正しい考え方ができるようになります。あなたは喜びを感じざるを得なくなるのです!
預言者は言いました。「わたしは主によって大いに楽しみ、わたしのたましいも、わたしの神によって喜ぶ」(イザヤ61:10)。詩篇の著者は「こうして私のたましいは、主にあって喜び、御救いの中にあって楽しむことでしょう」(詩篇35:9)と言っています。マタイ21章16節で、主イエスはこう言われました。「『あなたは幼子と乳飲み子たちの口に賛美を用意された』とあるのを、あなたがたは読まなかったのですか」。いつも楽しく主を賛美することを学んでください。
祈り
父なる神よ、今日、私の心は御霊の喜びと笑いで満たされています。私の人生における主の喜びは、状況とは無関係です。どんな知らせや出来事が私を不幸にしようと、私はいつも聖霊の中で喜び、その聖霊と共に私はいつも勝利しているのです。ハレルヤ!
参考聖書
(第一ペテロ1:8)あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。
(箴言17:22) 陽気な心は健康を良くし、陰気な心は骨を枯らす。
(詩編30:11-12)あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。あなたは私の荒布を解き、喜びを私に着せてくださいました。私のたましいがあなたをほめ歌い、黙っていることがないために。私の神、主よ。私はとこしえまでも、あなたに感謝します。