Don’t “Fight” Anyone

“そのとき、イスラエルの王アハブはユダの王ヨシャパテに言った。「私とともにラモテ・ギルアデに行ってくれませんか。」すると、彼は答えた。「私とあなたとは同じようなもの、私の民はあなたの民と同じようなものです。あなたとともに戦いに臨みましょう。」ヨシャパテは、イスラエルの王に言った。「まず、主のことばを伺ってみてください。」”(歴代誌第二18章3−4節 MSG)

 信仰ある者の合法的な戦いは、ただ信仰の戦いであり、他の人との戦いではありません。ですから、何かを巡って誰かと戦ったり争ったりしてはいけません。人と戦うのは間違った戦いです。時々、ある原因のため争わなければならないことのように見える場合、神の導きを求めてください。

 例えば、アハブ王は正当に自分に属していると信じている土地を取り戻すため、抗議する準備ができ、ユダの王ヨシャパテに一緒に戦うように依頼しました。しかし、ヨシャパテはアハブ王に賢く返答し、こう言いました。「主のことばを伺ってみてください。」

 もしも、他の兄弟姉妹にだまされたり、詐欺にあったと思われる場合、この問題を解決しようと思った時に、次の御言葉を思い出しましょう。コリント人への手紙第一6章7節は、こう言われます。「そもそも、互いに訴え合うことが、すでにあなたがたの敗北です。なぜ、むしろ不正をも甘んじて受けないのですか。なぜ、むしろだまされていないのですか。」人と張り合うのではなく、より高い人生を生きましょう。多くの人たちはアハブの様に、主の声を聞かずに互いに違った形の「ラモテ・ギルアデ」の為に戦っています。その様に機能してはいけません。

 主はあなたを既にキリスト・イエスという岩の上に立たせたので、あなたに対して作られたあらゆる武器は成功しません。誰があなたに立ち向かっているのかは関係ありません。彼らは、神があなたに与えられたものを取り去ることは出来ないのです。あなたは他の人たちと同じ存在ではありません。あなたは違っています。あなたは決して不利なことを逢えません。

 アブラハムを思い出してください。彼はロトと土地の論争の余地があるにも関わらず、一切の口論無しで解決することができました。アブラハムは天の心を持って自分のロトにこう言いました。「どうか私とあなたとの間、また私の牧者たちとあなたの牧者たちとの間に、争いがないようにしてくれ。私たちは、親類同士なのだから。(創世記13:8)」これがまさに信仰ある者が言う方式です。彼らは自分たちが不利益を受けるかもしれないだろうと思っていませんでした。あなたもその様に考えるべきです。こうすると、あなたは何だかの為に誰かと戦う必要もないのです。

祈り
愛する御父よ、私に父の御言葉を与えられ、聖霊を下さり私をいつも父の真理と完璧な計画の道に導いて下さり感謝します。私は私が望むものが既に叶えられたことを信じます。なぜなら、それらの願いは父の御心と一致するものであるからです。すべてのものはいつも私の益のため働きます。イエスの御名の中で祈ります。アーメン。

参考 聖書
ガラテヤ5:19−21  肉の行ないは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。