2023年10月19日(木)
行動への呼びかけ
A Call To Action

「なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。」(ローマ10:9)

罪人に救いのメッセージを説くとき、彼らに信仰を行動に移し、救いを受ける機会を与えなければなりません。信仰の行動への呼びかけがなければならないのです。もし彼らにメッセージに基づく、信仰を実践させる機会を与えなければ、彼らの心に蒔かれた種は失われてしまう可能性があります。サタンは彼らの心かに蒔かれた種を盗むことができるのです。(マタイ13:18-19)

神の御言葉の種が、その人の心に根付いたという証拠は、その人の 信仰の 反応と行動です。彼が信仰をもって応答するまでは、その人は御言葉を真に聞いたとは言えません。御言葉が真に聞かれたなら、その人の内に信仰が生じるのです。

信仰は聞くことによって生じるものであり(ローマ10:17)、信仰は神の言葉に対する人間の霊の応答であるのです。だから、応答はとても重要です。病人に奉仕するときも同じです。パウロがルステラで行ったことを例にとってみましょう。生まれたときから足の不自由な人が、パウロの教えに熱心に耳を傾けていました。聖書によれば、パウロはその人に癒される信仰を持っていることが察知し、彼と目を合わせ、「自分の足で、まっすぐに立ちなさい!」と命じました。すると、その人は立ち上がって歩き出し、見事に癒されました!

罪人であれ、病人であれ、虐げられている人であれ、落ち込んでいる人であれ、人々に奉仕する際には、彼らの信仰が活性化されるように、明確な行動 指針を与えなければなりません。ただ御言葉を宣べ伝えて、次に何をべきか迷うままに置かないでください。彼らが受け取った言葉に基づいて信仰を働かせることができるように、彼らを導いてあげるのです。

これを読んでいる今も、もしまだ生まれ変わったことがないのなら、御言葉の実在のうち「救いの祈り」に目を向けてください。その祈りを、心を込めて祈れば、すぐに救われ、神の国に移されます。ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、父の御言葉は私にとって命です。父の御言葉を聞き、受け取るとき、私はそれに応えるように駆り立てられます。何故なら、私は御言葉を行う者だからです。イエス・キリストの死、葬り、復活、昇天が私のために成し遂げられたことを意識して歩むとき、私の信仰は勝利します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(ヤコブ1:22)また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。

(ヤコブ2:17)それと同じように、信仰も、もし行いがなかったなら、それだけでは死んだものです。

(使徒の働き14:8-10)ルステラでのことであるが、ある足のきかない人がすわっていた。彼は生まれながらの足なえで、歩いたことがなかった。この人がパウロの話すことに耳を傾けていた。パウロは彼に目を留め、いやされる信仰があるのを見て、大声で、「自分の足で、まっすぐに立ちなさい。」と言った。すると彼は飛び上がって、歩き出した。