2月20日(日)
聖霊にあなたを導かれるようにしましょう
Let Him Lead You
「神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです。」 (ローマ8:14)
使徒13章1-4節には、ルカ10章2節に出る、主イエスの指示を弟子たちが実践している様子が描かれています。イエスは「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい」と言われました。
使徒13章では、使徒たちがその命令を祈りによって応じています。聖書によると、彼らが主に仕え、断食したとき、聖霊はこう語られました。「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい」(使徒13:2)。
次に語る聖書箇所は、最も感動的なものです。「そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。ふたりは聖霊に遣わされて、セルキヤに下り、そこから船でキプロスに渡った」(使徒13:3―4)。さて、この二人の働き手は、誰に命じられて送り出されたのでしょうか。それは聖霊なのです。
使徒8章26節には、主の御使いがピリピに語りかけ、特別の地域へ行くようにと言った美しいエピソードがあります。その後、聖霊はピリピに、エチオピア人の宦官の馬車に乗るように指示しました。その人は、エチオピアの女王カンダケの高官でした。「御霊がピリポに『近寄って、あの馬車といっしょに行きなさい』と言われた。そこでピリポが走って行くと…」(使徒8:29-30)。
ピリピは指示されたとおりにすると、宦官が馬車に座って預言者イザヤの書を読んでいて、理解できないでいるのを見つけました。ピリピは、エチオピアの宦官に説明を申し出て、さらにイエスの福音を伝えました。ついにはその宦官は救われて洗礼を受けたのです(使徒8:26-39)。ハレルヤ!ここで私たちは、聖霊が収穫の働きのために人を宣教地に送り出すのを見ることができました。
聖霊は目的を持ってここにおられます。聖霊は収穫の主であり、私たちのうちに働いている聖霊の恵みと力によって、私たちは復活したキリストの効果的な証人になることができるのです。魂を勝ち取る者、そして魂を築く者としての働きの中で、主があなたを導かれるとき、あなたは主との共同の働き手であることを認識し、その立場に立つのです。主の導きと指示に従いましょう。
祈り
愛する父よ、収穫の主であり、私のうちに住まわれ、魂を勝ち取り、御国に定着させるために導いてくださる聖霊に感謝します。私は福音と復活したキリストの効果的な証人となり、魂を勝ち取る者、魂を築く者としての使命を日々果たすために、私の中にある主の恵みと力を活用します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(ルカ10:2)そして、彼らに言われた。「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。
(マタイ9:37-38)そのとき、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。