2月1日(火)
義を降り注ぐ
Pour Forth Righteousness

「天よ。上から、したたらせよ。雲よ。正義を降らせよ。地よ。開いて救いを実らせよ。正義も共に芽生えさせよ。わたしは主、わたしがこれを創造した。」(イザヤ45:8 )

ヤコブ5章7節に「秋の雨と春の雨」について書かれています。春の雨は種まきのためで、秋の雨は収穫の直前を意味します。旧約聖書の人たちは秋の雨を待っていました(ヨエル2章28節を参照)。彼らにとって、その秋の雨は聖霊が注がれた、ペンテコステの日に降りました。その聖霊の注ぎによって教会が始まったのです。

ですから、教会にとって「秋の雨」は、旧約聖書では「春の雨」と呼ばれます。それが、教会の始まりとなりました。教会における春の雨は、主の御言葉を通して降るのです。ホセア書10章12節に「あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。あなたがたは耕地を開拓せよ。今が、主を求める時だ。ついに、主は来て、正義をあなたがたに注がれる」とあります。

主は、どのようにあなたに義を降らせるのでしょうか。旧約聖書の中で、天から御言葉が与えられたときと同じように、御言葉によってです。御言葉は天から降ったので、「雨」と呼ばれました。イザヤ書55章10-11節も、御言葉を雨に描かれています(参照聖句を読んでください)。 それが、今日あなたの心の中にある御言葉(神のロゴス)なのです。

イエスが「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる」(ヨハネ7:38)と言われたのも不思議ではありません。この生ける水は、言葉を通して出てくるのです! ですから、私たちの今日の御言葉で義を降り注ぐことは言葉を通してなされるのです。

御言葉を語ってください。伝道の書11章3節(NIV)に、「雲が雨で満ちると、それは地上に降り注ぐ… 」とあります。あなたの人生、都市、国家、さらにはその先の遠くの雲までも祝福と義の言葉で満たし、預言し続けてください。雨が降り注ぎ始めるまで、神の御言葉を霊的な領域で宣言してください。あなたの言葉には力があります。あなたが語れば、地は開き、救いと義を生み出すでしょう。ハレルヤ!

祈り
イエスの御名によって、世界の国々に義を降り注ぎます。人々がキリストに帰り、義の実を結びます。人の心から悪が取り除かれ、義が注がれます。神の御言葉は力強く育ち、すべての国に広まり、その結果、福音の影響力がますます大きくなっていきます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第一テモテ2:1-4)そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。

(伝道の書11:3 NLT)雲が雨で満ちると、それは地上に降り注ぐ。木が南風や北風で倒されると、その木は倒れた場所にそのままにある。

(ゼガリヤ10:1 AMPC)後の雨のときに、主に雨を求めよ。主はいなびかりを造り、大雨を人々に与え、野の草をすべての人に下さる。