HIS KINGDOM IN OUR HEARTS
「ヨハネが捕えられて[獄に入れられた]後、イエスはガリラヤに行き、神の[御国の]福音を宣べて言われた。」(マルコ1:14)
イエスは来られて、神の王国の福音を宣べ伝えました。イエスは、「時が満ち、神の国は近くなった。」と言われました(マルコ1:15)。神の国とは何でしょうか?
第一に、神の国は場所ではありません。神が主と支配者になって治められ責任を負い、神ご自身、すなわち神の栄光と慈しみを現わす神の統治です。
そのため、人々が「神の国はそこにある」または「神の国はここにある」と言うとき、イエスは、「これを信じてはいけない」と言われました。神の王国は、観察できる形で臨まず、あなたの中にあるからです(ルカ17:20-21)。 神の計画は、人々の心の中に神の王国を建てることであり、その国は霊的な王国です。
ヨハネ18:36-37で、イエスがピラトの前に連れてこられたことを思い起こしてください、 ピラトの質問についてイエスはこう答えられました。「わたしの国はこの世のものではありません。…」(ヨハネ18:36)。神の国は物理的な構造ではないのに、イエスは 「神の国は近くなった」と言われました。確かに、神の国は来ました。すなわち、あなたの心の中にあります。イエスが宣べ伝えた王国の福音は、これです。「「すべての人よ、神の王国は今あなたの心と霊に建てられることができます。神の王国は到来しました!信じる者は誰でも、今、神の本部と作戦センターになることができます。」 この事は、アブラハム、モーセ、エリヤ、ダビデ、ソロモン、および旧約聖書に出ている族長時代には不可能でしたが、今日、私たちの時代では、可能なのです。
イエスは地上に来られたとき、イエスのうちにある神の王国を持って来られました。イエスを受け入れた私たちの心には、神の王国があります。神の平和、美しさ、栄光、恵み、命があなたの心に確立されました!神は、今、あなたを住まいとされています。神は私たちにもたらして、また私たちに移された命は、どのような命ですか?何とすばらしい福音でしょう!
祈り
愛する御父よ、神の国は私の心の中に立てられ、私に栄光の命をもたらしてくださり、ありがとうございます。私の命は御父の栄光のためであると宣言します。ですから、私は御父の徳、卓越性、完璧さ、そして美しさを現します。イエスの御名でお祈りします。アーメン!
参照聖書
(ルカ17:20-21) さて、神の国はいつ来るのか、とパリサイ人たちに尋ねられたとき、イエスは答えて言われた。「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。『そら、ここにある。』とか、『あそこにある。』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」
(コロサイ1:27) 神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。
(2コリント4:6-7) 「光が、やみの中から輝き出よ。」と言われた神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。