2022年1月16日(日)
私たちは国々の希望です
We’re The Hope Of The Nations
「 一般の人々も、しいたげを行ない、物をかすめ、乏しい者や貧しい者を苦しめ、不法にも在留異国人をしいたげた。」(エゼキエル22:29)
世界に審判が下される理由のひとつは、今日、さまざまな国に不正と抑圧でまん延しているからです。多くの組織や機関、そして政府でさえも、人々を抑圧する政策をとっていることがあります。彼らは、社会の中ですでに貧しく困っている人々を踏みつけ、さらに貧しくさせるための規制を動員し、彼ら自身とその味方の人々のために機会を設けています。
この問題は、単に政治的な問題にすぎないという人もいますが、私たちは聖書を通して、この問題が単なる政治的その以上であり、霊的な問題であることがわかります。聖書は、イザヤ書の中で、今日、世界の多くの国が貧しくなっているのは、悪霊のせいであると教えています。「私が、国々の民の境を除き、彼らのたくわえを奪い、全能者のように、住民をおとしめた。私の手は国々の民の財宝を巣のようにつかみ、また私は、捨てられた卵を集めるように、すべての国々を集めたが、翼を動かす者も、くちばしを大きく開く者も、さえずる者もいなかった」(イザヤ10:13-14 NIV)。
多くの人々は、経済が悪化しているのは市場の原理によるものだと知らずに考えていますが、聖書には誰が彼らの富をうばっているかが明確に記されています。ですから私たちは、抑圧と不正の代わりに、平和と敬虔、誠実さがもたらされるように、国々のために祈り続けなければならないのです。主は、現代においてそれらの事が起きることを知っておられ、私たちに祈るよう求めておられるのです。キリストにある私たちの権威と統治権を、国々の上に行使しましょう。
国々を自由にできるのは、私たちだけなのです。聖書は、被造物全体がうめきながら、自由にされることを待ち望んでおり、神の子らの出現を待ち望んでいると言っています(ローマ8:19)。私たちは、イエスの御名によって、国々の状況を好転させる権威を持っているのです。ですから、これらの悪魔の力に対してイエスの御名を用い、彼らの支配と影響力を打ち破ってください。あなたが働いている地域、市、町、国、組織の指導者たちに、御霊による義の力が臨むように、イエスの御名によって宣言してください。アーメン。
告白
私は、福音が国全体で自由に行き渡り、神の義がこの地と人の心に確立されていることを宣言します。神の御言葉は、私が属する国で力を得て、御国への伝道の実りがより多くもたらすようになっています。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(第二テサロニケ2:7)不法の秘密はすでに働いています。しかし今は引き止める者があって、自分が取り除かれる時まで引き止めているのです。
(エレミヤ29:7)わたしがあなたがたを引いて行ったその町の繁栄を求め、そのために主に祈れ。そこの繁栄は、あなたがたの繁栄になるのだから。
(ローマ8:19-22)被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現われを待ち望んでいるのです。それは、被造物が虚無に服したのが自分の意志ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています。