1月5日(木)
私たちの中にある主の豊かさ
His Fullness In Us
「なぜなら、神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、」 (コロサイ1:19)
アブラハム、イサク、ヤコブは、神を「エルシャダイ」と知っていましたが、神はご自身をモーセに「主」と紹介されました(出エジプト6章)。これに基づいて、旧約聖書の望みは、インマヌエル「神は私たちとともにおられる」という名で明らかにされたのです。(マタイ1:23)
しかし、神は「インマヌエル」に満足されていませんでした。コロサイ1章26-27節に示されているように、神の計画は異なっていました。「これは、多くの世代にわたって隠されていて、いま神の聖徒たちに現わされた奥義なのです…この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです」。神に祝福がありますように!
初めから神の計画は、私たちと一緒にいることでも、私たちの間にいることでもなく、神の豊かさで私たちの中におられることでした。あなたは、神があなたと共におられることに踊り、叫び、喜ぶかもしれません。しかし、あなたの霊に神の臨んでおられるという実際と悟りがわかるまでは、あなたの人生は空しいものになるでしょう。あなたの栄光の人生は、キリストが文字通りあなたのうちに生きておられる事実を認識することから始まります。
私たちはこのことを、エペソ3章17―19節によるパウロの美しい祈りを通して見ています。「こうしてキリストが、あなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように…神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。」これが神のご計画です。イエスが神の豊かさで満たされたように、あなたが神の豊かさで満たされていることなのです。
あなたには、すべき役割があります。もしあなたに役割がなければ、エペソ3章14―16節によるパウロを通した御霊の祈りは必要なかったでしょう。ですから、主は御霊にいつも満たされるようにと言われたのです。エペソ5章18-20節はその方法を示しています。「また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい」。ハレルヤ!
祈り
私の中のキリストは、栄光の望みです! 私はいつも聖霊に満たされている特権と聖霊による勝利と支配の人生について永遠に感謝します!私は御霊に導かれ、私の人生への神のご計画と目的を果たすために、聖霊と一致して進みます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(ローマ8:26)御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。
(第一コリント2:13)この賜物について話すには、人の知恵に教えられたことばを用いず、御霊に教えられたことばを用います。その御霊のことばをもって御霊のことを解くのです。