The Lifting Of Our Hands
「ですから、私は願うのです。男は、怒ったり言い争ったりすることなく、どこででもきよい手を上げて祈るようにしなさい。」(Ⅰテモテ2:8)
聖書は、イスラエルがアマレクに勝利した方法について、驚くべきことを示しています。モーセは、兵士を連れてアマレク人と闘うようにと、ヨシュアに指示を出しました。ヨシュアは、モーセの指示に従ってアマレクと闘っている間、モーセはアロンとフルと共に丘の頂に登ることにしました。
戦いが進むにつれて、アロンとフルはある事に気が付きました。モーセが手を上げている時はアマレクとの戦いでいつもイスラエルが優勢となり、モーセが手を下げると、アマレクが優勢になるのです。そのため、アロンとフルは、モーセを石の上に座らせ、両際でモーセの手をそれぞれ持ち上げ、支えてあげることにしました。その結果、聖書はこう記しています。「ヨシュアは、アマレクとその民を剣の刃で打ち破った。」(出エジプト17:13)
.
地上における信仰による行いによって、天国の力を作動させ、神の民に勝利をもたらしたことは、私たちを奮い立たせてくれます。モーセが語らずとも、彼の腕が神に向かって持ち上げられている限り、イスラエルは優勢でした。これは、私たちが祈りや賛美で手を上げる時、神の力が豊かに溢れていることを示しています。私たちが上げている手には勝利の力があるのです。パウロが次のように言ったのも不思議ではありません。「ですから、私は願うのです。男は、・・・どこででもきよい手を上げて祈るようにしなさい。」(Ⅰテモテ2:8)
あなたの人生の中で成功や勝利をもっと得たいのであれば、祈りと賛美の中で主に心を向けながら、主に向かって手を上げることを覚えてください。これは、私たちに向かっている敵の計画をくじくための御霊の戦略です。 教会やセルグループ、または集会で牧師またはリーダーの人が「手を上げて主を賛美しましょう」と言う時は、疲れているからと不用意に手を下げないでください。主に向かって上げ続けてください。この訓練をしてください。
賛美や祈りの中で主に向かって手を上げることや、揺り動かすことは、とても霊的なのです。あなたの置かれている状況や敵に対して勝利と支配を示し、もたらすものなのです。主に栄光を帰します。
祈り
恵み深い御父よ、私は、父に向かって手を上げ、賛美し礼拝します。父のようなお方は誰もいません。父は偉大で全能で唯一の神です! 父は世々にわたって変わることがなく、忠実で、公正で、真実です! 御父は強く広いお方であり、私の必要に応じる永遠の助け主です。今日御父を賛美します。
参考聖書
詩編141:2 私の祈りが、御前への香として、私が手を上げることが、夕べのささげ物として立ち上りますように。
へブル人への手紙13:15 ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。