2月1日(水)
神聖な実在
A Divine Reality

「神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。」(コロサイ1:27)

今月中、毎日、あるいは少なくともこれから二週間は、今日の御言葉を黙想する時間をとってください。ベッドに横たわり、何度も何度も声に出して繰り返してください。「私の中のキリスト」と考えながら、また、つぶやきながら歩いてください。私は何年も前にこれを行い、確かに私の人生は変わりました。私はこの御言葉の本質と実在をとらえる必要があり、それを私の霊に染み込ませようとし、それが現実となりました!

「あなたがたの中におられるキリスト」は宗教的な話ではありません。神聖な実在なのです。悲しいことに、その実在の力は、ある人々の生活において、まだそれほど効果的ではありません。それが、彼らの泣き言と、不平の理由なのです。彼らは欠乏、頭痛、そして風邪について訴えています! それが原因で、傷や病気、そして不治の病を患っている人もいます。

確かに、キリストがあなたの肉体に宿っているのなら、あなたはどうして病気になるのでしょうか。クリスチャンでありながら、八年間も半身不随で寝たきりの状態だったアイネヤを思い出してください。ペテロが彼の家にやって来た時、ペテロは「アイネヤ。イエス・キリストがあなたをいやしてくださるのです。立ち上がりなさい」と言っただけです。するとすぐに、アイネヤは癒されたのです。 

ペテロは、人の中にとどまっているキリストの実在と力、本質を理解していたのです。ローマ8章10節で、パウロは何と言っているでしょうか。「もしキリストがあなたがたのうちにおられるなら、からだは罪のゆえに死んでいても、霊が、義のゆえに生きています」と言ったのです。

キリストがあなたのうちに入ってくる前、あなたの体は死の運命のものでした。あなたは罪の呪いに置かれ、サタンによって非難、傷、病気、貧困、死に向かっているものでした。しかし、聖書は言っています「…イエスを死者の中からよみがえらせた方の御霊が、あなたがたのうちに住んでおられるなら、キリスト・イエスを死者の中からよみがえらせた方は、あなたがたのうちに住んでおられる御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだをも生かしてくださるのです」(ローマ8:11)。これはすでに起きていることなのです。御霊は今、あなたの中に住んでおられ、これまで死の定めに置かれて、あなたの死ぬべき体に命を与えくださいました。

新しく生まれたあなたの命は、死を免れるものです。あなたはこの事実を主張しなければ、人生の様々な要素に振り回されるでしょう。しかし、あなたが意識的にキリストとあなたにおられるキリストの命を黙想すると、神はあなたの肉の中にご自身を現され、神からのものではないすべてのものをあなたの内から追い出されるのです。あなたの中のキリストは、何よりも最大の祝福なのです。

告白
愛する父よ、キリストの意識を与えてくださり感謝します。この意識は、私の人生にとてつもない大胆さを発動させ、言い表せないほどの喜びと栄光に満ちた日々をもたらします。私は、キリストの中で、あらゆる状況を支配し、統治する恵みと力を与えられています。私を強くしてくださるキリストによって、私はすべてのことを行うことができるのです! 私のうちにおられるキリストは、神聖の健康、繁栄、成功、勝利、そして支配を保証されるのです。神をほめたたえます!

参照聖書
(イザヤ60:1-2)起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現われる。

(第二コリント3:9-10)罪に定める務めに栄光があるのなら、義とする務めには、なおさら、栄光があふれるのです。そして、かつて栄光を受けたものは、このばあい、さらにすぐれた栄光のゆえに、栄光のないものになっているからです。

(第二コリント3:11)もし消え去るべきものにも栄光があったのなら、永続するものには、なおさら栄光があるはずです。

(第二ペテロ1:17)キリストが父なる神から誉れと栄光をお受けになったとき、おごそかな、栄光の神から、こういう御声がかかりました。「これはわたしの愛する子、わたしの喜ぶ者である。」