2025年6月10日(火)
神聖との交わり
Our Fellowship With Divinity
「キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、」(エペソ2:14)
私たちの知る限り、御使いは永遠に生きる存在です。しかし、彼らの命は永遠の命ではありません。彼らには神の生きた、実際的な性質がないのです。だから、神との真の交わりを持つことができないのです。キリストにあって新しく造られた私たちだけが、神との交わりに召されるのです。「神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。」(1コリント1:9)
なぜ私たちが御使いたちと違うのかわかりますか?私たちはイエス・キリストとの交わりに導かれたのです。私たちは、イエス・キリストの命、栄光、性質を共有する仲間になったのです。実際、聖書は、神が私たちを、キリストと共同相続人とされたと言っています。(ローマ8:17)なんと祝福された実在でしょうか!
この交わりには特別なものがあります。それは、神の階級に入れられたり、神と友になったりすることよりも深い交わりなのです。それは、神との交わりの最も重要な側面であり、ヨハネの福音書14章10節にそのことが記されています。主イエスは弟子の内の1人であるピリポにこう言われました。「わたしが父におり、父がわたしにおられることを、あなたは信じないのですか。わたしがあなたがたに言うことばは、わたしが自分から話しているのではありません。わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざをしておられるのです。」
この聖句を理解すれば、あなたの人生に関するすべてが解決します。イエスは「わたしのうちにおられる父」と言われたとき、誰のことを言っておられたのでしょうか?聖霊のことです。聖霊は、あなたの内に住まわれる父であるのです。1コリント3:16には、「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。」とあります。「…私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。」(1ヨハネ1:3)と聖書に書かれている理由がおわかりいただけるでしょう。私たちの交わり、神聖との一体こそが、キリスト教における最大の特徴なのです。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、私が享受している父の恵み、愛、そして聖霊の交わりに感謝します。私を父と切り離すことのできない一体とし、神の性質にあずかる者としてくださったことを感謝します。私は、私の内に宿り、私の人生の状況を主の完全な御心と同期するように整えてくださる聖霊に完全にゆだねています。私は、今日も、そしていつも、主との一体を意識して歩んでいきます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(1コリント1:9)神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。
(ヨハネ14:10)わたしが父におり、父がわたしにおられることを、あなたは信じないのですか。わたしがあなたがたに言うことばは、わたしが自分から話しているのではありません。わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざをしておられるのです。
(1コリント6:17)しかし、主と交われば、一つ霊となるのです。