He’s The Author Of Everything Good

「すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。」(ヤコブ1:17)

私たちは御言葉から天の御父の本質について一貫されたものだけを見ます。御父には悪や暗やみは全くありません。あなたはこう質問をしたいかもしれません。「神についての預言者イザヤの言葉はどうでしょうか?」 イザヤ45章6-7節は語っています。『…わたしが主である。ほかにはいない。わたしは光を造り出し、やみを創造し、平和をつくり、わざわいを創造する。わたしは主、これらすべてを造る者。』 それなら、この言葉は、御父の中に悪や暗やみがないという言葉と矛盾するのではないでしょう?神は本当にわざわいを創造されたのでしょうか?

まず、旧約聖書における預言者のコミュニケーションのスタイルと様式、そして彼らに与えられた啓示の範囲を理解する必要があります。預言者たちは、比喩的な言語でなければ、サタンについては全く知りませんでした。預言者たちにとっては、良いものであれ悪いものであれ、彼らに起こったすべてのことは神から来たものでした。

イエスは、マタイ19章8節で、パリサイ人たちに啓発的に教えられました。イエスはこう言われました。「モーセは、あなたがたの心がかたくななので、その妻を離別することをあなたがたに許したのです。しかし、初めからそうだったのではありません。」 言い換えれば、妻を離別することを許した戒めは、神からではなくモーセから来たものでした。あなたが本当に神と神の本質、そして神の行われる方式を知りたければ、初めから、神の原則を調べてください。創世記1章31節ではこう言っています。「そのようにして神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ。それは非常によかった。」 神は悪を全く創造しなかったです。さらに、キリスト・イエスの中で、神は優雅に愛する父としてご自身を表明しました。

実際に悪の存在や悪の作り手はサタンです。神はただ良いものしか創造しなかったので、サタンも元来からみると悪魔ではありませんでした。当初サタンは、「朝の子」と意味するルシファーと呼ばれる天使でした。ルシファーはこの地を治める神の二番目(摂政)の権力を持っていました。ルシファーのすべては完璧でしたが、誇りを持つようになって、その地位を失い、追い出されて悪魔になりました。そういうわけで悪が世界に入ってきました。神は「悪」ではなく、「善」を創造されたお方です。「それは、神が混乱の神ではなく、平和の神だからです。」(1コリント14:33)

祈り
義なる天の御父よ、御父は恵み深き親切で、偉大であり、大いに賛美受けるべきお方です!御父は愛に満ちておられる方です。朝毎に御父の慈悲は新しく、御父の確かな忠実さは永遠です!私は最も聖なる方である御父を愛し敬います。御父は偉大な御業をおこし、御父の恵みは父を信じるすべての人にあります。全地は御父の栄光と善良さで満たされています。御父の名は永遠にほめたたえるべきです。アーメン。

参照聖書
詩編72:18-19
詩編100:5(AMP)
詩編107:1