He Never Leaves You

「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」(ヨシュア1:9)

今日の本文は、荒野からイスラエルの民を導いた時の、神からヨシュアへのメッセージです。神は、ヨシュアに、「恐れてはならない。」と言われました。なぜでしょうか。それは、ヨシュアが荒野で恐ろしい体験をしていたからです。それで、神は「恐れてはならない」と言われました。さらに神は、「おののいてはならない。」とも言われました。あなたが敗北しているように見える時、おののかないでください。あなたの神である主が、あなたとともにおられるからです。何という保証でしょう!

私は数年前、ある牧師から記憶から消す事のできない話を聞きました。神が幻の中である人の夢に現れた話でした。主はその人とともに歩み、「どんなにつらい旅になるとしても、わたしは、あなたと共にいる。」と確認させたということでした。主を見ることができませんでしたが、その人は、ともに歩んだ主の足跡を見ることができました。その人は、二つの課題があり、それで、主がともにおられることを確信したそうです。その人は、時々、主の足跡を見ては、旅を続けました。

そしてある瞬間、すべてがもっと厳しくなると、彼は主の足跡を探しましたが、そこには自分の足跡だけしかないように見えました!彼は泣きながら主に言いました。「主よ。どこにいますか?今の状況はもっと悪くなりました!今こそ私は主がもっと必要なのに、どうして去っておられるのですか?」その後、彼は、神の声を聞くようになりました。「わたしは、まだここにいる。」 しかし彼は再びこう言いました。「いいえ。私はずっと主の足跡を見ていて、その足跡は途中で止まりました。今は一面に私の足跡だけしかないんです。」すると、神はおっしゃいました。「そうではない。 あなたが見ている足跡は、あなたのものではない。それはわたしの足跡である。 わたしは今、あなたを担いでいらである。」

何と暖かい主の御声に触れる体験でしょう!何と愛深い神でしょう!知らず知らずのうちに、神が私たちから遠く離れているように見える時でも、神は常に私たちとともにおられます。その人は、自分が一人だと思って泣いていましたが、実は、神は、その人を担いでおられたのです。主は言われました。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(へブル13:5)人生で最もつらい時に、主はあなたを担いでくださいます。

周りを見回して、神がおられる印をどこにも見いだせないとき、主は、そこで、あなたと共におられます。神はあなたから決して離れず、また捨てられません。すべての人があなたを捨ても神はいつもあなたと共におられます。だから、元気を出して強くなり、喜びに満たされてください。あなたの神、主が、あなたとともにおられ、あなたのうちに住んでおられます。あなたは決して一人ではありません!

祈り
尊い愛深い天の父よ。あなたの愛と真実を感謝いたします。父の真実は永遠に続きます。父は恵み深く、慈しみで親切です。父の力の中で、私は強いです。私は、決して疲れることがありません。父の恵みと限りない愛に感謝いたします。心を尽くして、主を愛します。アーメン。

参照聖書
イザヤ49:15 「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。

へブル13:5金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」

申命記31:6 強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主ご自身が、あなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。