Saints Of God

「神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから、キリスト・イエスにある忠実なエペソの聖徒たち(saints)へ。」 (エペソ1:1)

今日の本文の「エペソの聖徒たち」から判断すると、聖徒たち(saints、カトリックや正教会では聖人)とは、死んでから天に召された「聖なる」キリスト教徒だけではないということが明らかです。エペソに聖徒たちがいるという事は、私たちにとって重要なことを教えてくれます。その当時に聖徒がいるなら、今日にも聖徒がいるに違いありません。

神の言葉に対する限られた理解のために、聖徒と呼ばれる資格のある者は誰もいないと断言する人もいます。時々、あるクリスチャンは会話の中で「私は聖徒(saints)だと言っているのではありません」と言う人もいます。 しかし、あなたは聖徒です!

聞くべき質問は、聖徒とはどんな存在でしょうか? 聖徒(saints)とは、新しく生まれ、キリストの中できよめられ、神によって聖別された人です。世界から切り離されてキリストへと移された人です。その出来事は、あなたが生まれ変わった瞬間に起こり、聖霊によって行われました。

したがって、神の子として、あなたは聖徒になりました!あなたはキリストにあって、そのように生まれたのです。誰かはこう言います、「でも、聖徒は聖なる者のことですよ。」 そうです!彼らがまさにクリスチャンです! ヘブル3:1では、私たちは「聖なる兄弟たち」と呼ばれています。「そういうわけですから、天の召しにあずかっている聖なる兄弟たち…」 「天の召しにあずかっているもの」という表現に注目してください。 ヘブル人への手紙が書かれたとき、受取人はまだ地上に住んでいました。 彼らは聖なるものとして、また天の召しにあずかっているものとして語られました。

あなたが聖徒であることは、あなたに対する人間的な描写やあなたの個人的な意見とはまったく関係ありません。重要なのは神が言われていることです。神は私たちに対する神のビジョン(夢)と洞察力に従って、私たちの名前を呼んでくださいました。ですから、あなたの責任は、神があなたを呼び出した名前に応答することです。

そういうわけで、今度、誰かが「あなたは聖徒ですか?」と尋ねるなら、「はい、そうです。神がそう言われたからです」と言うべきです。心の中では、自分がそうでないと思っていても、神の考えとあなたの考えを一貫させることで、それに応じて生き始めるのでしょう。

あなたは神に同意することを学ぶ必要があります。クリスチャンは、神と一貫して歩む生き方であるからです。ふたりの者は、仲がよくないのに、一緒に歩くことができません(アモス3:3)。ですから、神があなたを呼んでいるように、同じくあなた自身を呼んでください。ハレルヤ!

告白
私は選ばれた世代、王である司祭、神への聖なる特別な宝です!私は義の賜物を与えられ、神の御前で聖なるものとして非難されることのない、傷もないものとして定められたのです。イエスの御名によって告白します。アーメン。

参照聖書
(エペソ1:4) すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。

(エペソ5:27) ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。

(ローマ1:7) ローマにいるすべての、神に愛されている人々、召された聖徒たちへ。私たちの父なる神と主イエス・キリストから恵みと平安があなたがたの上にありますように。