Our Calling To God’s Kingdom And Glory

「ご自身の御国と栄光とに召してくださる神にふさわしく歩むように」(Ⅰテサロニケ2:12)

マタイ6:10の「御国が来ますように」という御言葉は、主イエス・キリストが弟子たちに祈りの定型文を教えてくださったときの御言葉でした。しかしその祈りは、神の国が来ているから応えられています。この王国は今この地上で働く実際的な御国であり、私たちはそのうちの一部です。「しかし、あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの…」。(ヘブル12:22)

私たちは、シオンへの道の途中にいるのではありません。私たちは、もうそこにいるのです。聖書は「神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」(コロサイ1:13)語っています。 私たちは御国へと召されています。しかし、今日の本文によると、私たちの召しは御国についてだけではありません。私たちは神の栄光にも召してくださっています!この二つは切り離されているものではありません。もし、私たちが御国の召しに応えるなら、私たちは栄光の召しにも応えることになるのです。「ですから神は、私たちの福音によってあなたがたを召し、私たちの主イエス・キリストの栄光を得させてくださったのです。」(Ⅱテサロニケ2:14)

あなたは、栄光を得るように召されました。ハレルヤ。この栄光は永遠のものです。あなたは苦難の時間を経験することはできますが、そうだとしても、あなたの光栄が終わったという意味ではありません。 たとえば、あるクリスチャンが仕事を失ったとしても、彼が栄光から外れたわけではありません。 この栄光は永遠です。「あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。」(Ⅰペテロ5:10) 神に栄光がありますように!

神の願いは、神の御国の福音が、あなたの中でだけでなく、あなたの街や都市で、国で、広く述べ伝えられ、栄光に帰されることです。「終わりに、兄弟たちよ。私たちのために祈ってください。主のみことばが、あなたがたのところでと同じように早く広まり、またあがめられますように。」(Ⅰテサロニケ3:1) あなたの世界に神の栄光を表しましょう。 キリストの救いの福音を広めましょう。世界に、イエス・キリストにある救いから神の御国の栄光、すばらしさ、支配と力について知らせましょう。

祈り
愛する御父よ。あなたの御国と永遠の栄光へと召してくださり感謝します。私はキリストにある現在の立ち位置と私のうちにある神の栄光の実在を認識し感謝します。私は、父の威光を賛美するため、この栄光を示しています。イエスの御名で祈ります。アーメン。

参照聖書
ローマ8:30  神はあらかじめ定めた人々をさらに召し、召した人々をさらに義と認め、義と認めた人々にはさらに栄光をお与えになりました。

へブル2:10  神が多くの子たちを栄光に導くのに、彼らの救いの創始者を、多くの苦しみを通して全うされたということは、万物の存在の目的であり、また原因でもある方として、ふさわしいことであったのです。