2023年10月29日(日)
神のみに信頼し、頼る
Trust And Rely On God Alone

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。」(箴言3:5)

不完全な人間のシステムに満ちた世界では、こうした誤りを犯しやすい構造から信頼を移し、主を全面的に信頼することが極めて重要です。人間のシステムの失敗や限界は、私たちの最終的な信頼が完全に信頼できるお方、つまり主であることを思い出させてくれます!

先日、不当に有罪判決を受けたとして州政府を訴えようとした男性のニュースが流れました。彼は 自分が犯してもいない 無実の罪で37年間も刑務所にいたのです。それを考えると、本当に心が痛みます。

制度や政府の失敗や不備の結果として、犯してもいない犯罪のために刑務所に閉じ込められている人々が他にもいることでしょう。人間は本来、何かまたは誰かを信頼し、依存する必要性を感じるものです。 私たちは信頼なく生きるように設計されたのではなく、信仰を持って、信頼することに造られているのです。

しかし、人間は誤りやすいので、個人によるシステムもまた失敗しやすいのです。あなたが住んでいる国や社会のシステムや構造がどんなに高尚で堅牢なものだと考えても、それは誤りやすいものであることに変わりはありません。神のみを信頼し、頼りなさい。神の御言葉に従って生きてください。

王国の原則、システム、構造を信頼してください。預言者エレミヤは、聖霊の霊感を受け、こう記しました。「さて、もう一羽の大きな翼と豊かな羽毛を持つ大鷲がいた。見よ。このぶどうの木は、潤いを得るために、根を、その鷲のほうに向けて伸ばし、その枝を、自分が植わっている所から、その鷲のほうに伸ばした。このぶどうの木は、枝を伸ばし、実を結び、みごとなぶどうの木となるために、水の豊かな良い地に植えつけられていた。」(エレミヤ17:7-8)。

そして、詩篇37章3節で、作者はこう言っています。「主に信頼して善を行え。地に住み、誠実を養え。」そうすれば、あなたはその地に住み、本当に養われるであろう」(詩篇37:3)。虚弱な、あるいは欠陥のある人間の造り物の代わりに、神への絶対的な信頼を培ってください。神は決して失敗しません。神は正しく、公平であり、忠実で、真実なのです。心から神を信頼しましょう。

祈り
愛する父よ、私は主と決して間違えのない御言葉に究極の信頼を置きます。私は主の知恵と理解力に寄り添い、主に全面的に信頼します。主よ、毎日を勝利に生き、主の栄光と義を現すように、私に分別力と知恵を与えてくださることを感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(詩編118:8)主に身を避けることは、人に信頼するよりもよい。

(箴言3:5-6) 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。

(イザヤ26:4)いつまでも主に信頼せよ。ヤハ、主は、とこしえの岩だから。