STAY WHERE GOD PUT YOU

「…父なる神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。」(コロサイ1:12-13)

世界での成功を象徴するものに熱狂する人々がいますが、クリスチャンとして私たちは成功のために、世界と競争する必要はありません。あるクリスチャンは罪人の富を集まることだと信じ、そのためには世に出て行こうという意見を取ります。それは全く真実ではありません。

主がある時点から、あなたを特定の場所に置かれるとき、主があなたを遣わした場所にとどまりましょう。例えば、非常にすばらしい歌手であるクリスチャンを想像してください。教会で歌うと、教会はその人にお金をあまり提供しません。世の中は彼に呼びかけ、単に広告舞台の世界で歌っているだけで、今の収入よりもはるかに多くの金が儲かると誘惑するかもしれません。さらに彼は、そのような収入があれば、福音の伝道にもっと経済的に支援ができると考え、その提案に魅了されるかもしれません。

だからといって、教会で歌うことを放棄して、世の中で歌いながらお金を儲けたら、その人は大きな誤りを犯したことになります。真理は、その人のモチベーション(動機)は、実際に世の富を得て教会に持っていくことではありません。その人は単に自分の肉の欲求(carnality)を満たすだけです。彼の言語が変わって、人々が彼と世界をもう区別できないものとなるまでは、ただ時間の問題です。

主に仕えることについては、計画やオプションを予備として準備しないでください。ある人々は、神に仕えることがのろくて効果がないように見えたとき、キリストの外には命がないという事実に気付くことなく、遠回りをします。しかし、あなたの安全、富、平和の保証は教会にあります。主があなたを置かれた場所にとどまって、主があなたに望むことを忠実に行ってください。

今日の御言葉は、主は暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の王国に移したと言います。名声や富を追求することを含め、何も、誰も、神がすでに救出した場所である教会から、あなたを世の中へと取り戻してはいけません。

祈り
御父よ、主イエス・キリストの名によって、聖書の助言と慰めに感謝します。御父が私のために備えられた道を歩くことを喜んでいます。私が父の完全な御心で歩いているとき、父の御言葉は私の考えと行動を導きます。その実りによって、満たしと勝利と成功の絶えまず流れの中を歩みます。イエスの御名でお祈りします。アーメン。

参照聖書
(箴言1:10) わが子よ。罪人たちがあなたを惑わしても、彼らに従ってはならない。

(ヘブル11:13-16) これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるかにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり寄留者であることを告白していたのです。14 彼らはこのように言うことによって、自分の故郷を求めていることを示しています。15 もし、出て来た故郷のことを思っていたのであれば、帰る機会はあったでしょう。16 しかし、事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。それゆえ、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。事実、神は彼らのために都を用意しておられました。