Keep Praying!

“いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。”(ルカの福音書18章1節)

 ある時、誰かが次の様に嘆きました。「私が国のために祈れば祈る程、特に政治家の邪悪さが増しているみたいです。神はまだ介入することができるのでしょうか。私が祈り続ける必要ってあるのでしょうか。」

 神の御言葉は、私たちに絶えず祈ることを諭しています(Iテサロニケ5:17)。ルカの福音書18章1−8節で、主イエスは、祈りの粘り強さの重要性を強調しました。なぜなら、キリスト・イエスにあって神の義とされたあなたは、祈りを通してなんでも変えることができるためです。その変化を引き起こすため必要な神聖な力は、あなたの中にあります。あなたの人生の中に聖霊を受け入れる同時に、その力はあなたに留まれました(使徒1:8)。

 その上、ヤコブの手紙5章16節(AMP)には言います。「…[霊から生み出す、持続的な]義人の祈りは働くと、[躍動的に]大きな力があります。」とあります。{…The earnest(heartfelt, continued) prayer of a righteous man makes tremendous power available[dynamic in its working.]} あなたの国の為に続けて祈りましょう。主は、すべての肉を持っている者の神であり、できないことは何一つもありません。(エレミヤ32:27)主は可能にする神で、あなたにイエスの御名を用いて、あなたが望む変化を起こすのができる代理権をくださいました。ですから、あなたの国と他国の為に祈る時、これらの考えをあなたの心に置いてください。

 私たちが祈りささげる神は、人の事を統治し支配します。「…いと高き方が人間の国を支配し、これをみこころにかなう者に与え、また人間の中の最もへりくだった者をその上に立てることを、生ける者が知るためである。(ダニエル4:17)」神は、絶対的な力を持って自分の王国を支配したネブカドネザル王に、何をしたか思い出しましょう。主は彼を王座から退かせ、人々から追い出し、人が住まない荒野の中で住まわせました。彼が悔い改めた後に、神は彼を元の立場に戻しました。

 神は全ての国を治められ、誰でも神が選んだ者に権威の座におきます(ローマ13:1)。神があなたの国の為に祈りなさいと命ずる理由は、神があなたに、どのようなものに対しても、成す為に命ずる権力を与えられたからです。(ヨブ22:28)あなたの国の平和と継続的な発展と安定の為、それが実現するまでとり成しましょう。あなたの国の変化が、ひらすらあなただけに掛かっているかのように祈りましょう。そして実際にそうです。あなたはこの地の塩であるためです。

祈り
愛する御父よ、私が国のため絶えず祈ることを教えてくださり感謝します。父の神聖な力と知恵が今、指導者や政治家達の上に成し遂げられ、彼らが父の御心のとおりに行ない、この地と人々の心の中に父の義が成されてくださり感謝します。イエスの御名の中でお祈りします。アーメン。

参考 聖書
Ⅰテモテへの手紙2:1〜3  そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。

詩編122:6 エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。