2022年6月15日(水)
祈りによって栄光を持続させる
Sustain The Glory Through Prayer

「イエスはこれらのことを話してから、目を天に向けて、言われた。「父よ。時が来ました。あなたの子があなたの栄光を現わすために、子の栄光を現わしてください。」(ヨハネ17:1)

ルカは、イエスが変貌の山で祈るときに起こったことを御霊の感動によって記されました。「祈っておられると、御顔の様子が変わり、御衣は白く光り輝いた」(ルカ9:29)。つまり、栄光が増し加えていたのです。しかし、その栄光と力は、イエスの内側から出たものでした。これは、私たち一人一人が、聖霊の中で祈ることによって、変わることができ、またそうなるべきなのです。それが秘訣です。

短時間の祈りでは、栄光が持続しなかったり、消えてしまったりする可能性があります。例えば、私たちが人に奉仕したり、手を置いたりすると、その瞬間、それは明らかな影響力を及ぼします。しかし、その力が持続するのは全く別なことです。ですから、栄光の効果や影響を持続させるためには、あなたは祈りに身を委ねること、つまり御霊の中で祈ることが必要なのです。

あなたが不敬なおしゃべりに明け暮れ、これを体験することはできないのです。第二テモテ2章15-16節(AMPC)には「あなたは熟練した者(試練によってためされた者)、すなわち、真理のみことばをまっすぐに(正しく取り扱い、巧みに教え)説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神にささげるよう努め励みなさい。俗悪なむだ話(内容のない、無益な、くだらない話)を避けなさい。人々はそれによってますます不敬虔に深入りし」とあります。

もしあなたの人生が栄光から栄光へと向かうのを見たいなら、空疎で、むなしい、役に立たない、無為な話を避け、むしろ、御言葉の働きと霊による祈りに身を捧げてください。第二コリント3章18節(AMPC)では「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて鏡のように(神の御言葉によっていつも見ながら)主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです」と語られています。

もしあなたが神の栄光を見ながら御言葉を学んでいるならば、あなたは栄光に接触したのです。それを手放さないようにしなさい。それを持ち続けてください。祈りと御言葉の黙想によって、栄光を維持してください。

祈り
天の父なる神よ、今日、主の御言葉が私の霊に植え付けられたことを感謝します。私は変わっていき、霊で祈っている私の表情にも栄光が輝いています。私は栄光から栄光へ、人生のすべての領域で変容し、主の御言葉の光が私の中で明るく輝いていきます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(使徒6:15)議会で席に着いていた人々はみな、ステパノに目を注いだ。すると彼の顔は御使いの顔のように見えた。

(エペソ5:18-20)また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。

(ルカ9:28-30)これらの教えがあってから八日ほどして、イエスは、ペテロとヨハネとヤコブとを連れて、祈るために、山に登られた。祈っておられると、御顔の様子が変わり、御衣は白く光り輝いた。しかも、ふたりの人がイエスと話し合っているではないか。それはモーセとエリヤであって、