There’re Higher Purposes Of Prayer

「すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。」(エペソ 6:18)

今日の御言葉には、とても深い意味が含まれています。詳訳聖書では、その深みがより明確に表現されています。「すべての〔方式の〕祈りと願いを用いて、どんなときにも〔あらゆる機会に、あらゆる時期に〕御霊によって祈りなさい。」 祈ることはとても大切です。ある人々は祈りについて話すと、神に物事を頼む祈り、または懇願や要求をするなどの祈りを思い浮かべます。そのような祈りしか知らないためです。確かに、あなたが、そのように要求をする祈り方もあります。しかし祈りには、神に必要なものを求めることよりも、さらに次元の高い目的があるのです。

物質的な必要のための祈り、つまり自分自身の必要のために、神に求めることは、実際には、祈りの中で最も低いレベルの祈りです。そのような祈りは、乳幼児の段階の祈り方です。すなわち、霊的な幼子の祈りなのです。ある人は、「神様、私は仕事が必要です!」、「主よ、私はお金が必要です」、あるいは「愛する御父よ、車を、妻を、夫を、家を…与えてください」と、祈ることもできます。

しかし、祈りにはより高い次元の目的があります。その中の一つは、御霊を通して神と交わりを持つ祈りです。二つ目の祈りの目的は、キリストにあって私たちに与えられている権利を行使する特権を使用する祈りです。祈りは、あなたが権威を持つ者の立場を占めて、イエス・キリストによって、あなたに与えられた能力の中で働きを引き起こしていくのです。三つ目の祈りは、私たちが神の臨在を意識する中で動き、進むことを助けてくれる祈りです。四つ目は、祈りを通して私たちは地上で、神の御心をなさいます。

祈りは、また人間の霊の活動です。今、あなたはいくつかの種類の祈りがあると理解する必要があります。そのうちでは、人の霊の祈りもあります。今日紹介したいろいろな祈りは、様々な種類の祈りに分類することもできます。祈りに関する本「Praying the Right Way」、「How To Pray Effectively」を購入して学ぶことができます。

祈り
愛する御父よ、御言葉をとおして悟りを与えてくださり感謝します。今日は御言葉に従って正しく祈ることについて学びました。正しい祈りの答えをいただくための、祈りに適用すべき正しい信仰の原則を、教えてくださったことを、感謝します。イエスの御名によって祈ります、アーメン。

参考聖書
Ⅰヨハネの手紙 5:14-15  何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。15 私たちの願う事を神が聞いてくださると知れば、神に願ったその事は、すでにかなえられたと知るのです。

Ⅰテモテへの手紙 2:1―3  そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。2 それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。3 そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。