The Right Time To Pray And Fast

「するとまた、ヨハネの弟子たちが、イエスのところに来てこう言った。「私たちとパリサイ人は断食するのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか。」イエスは彼らに言われた。「花婿につき添う友だちは、花婿がいっしょにいる間は、どうして悲しんだりできましょう。しかし、花婿が取り去られる時が来ます。その時には断食します。」 (マタイ9:14-15)

主イエスは断食について弟子たちに教えながら次のように注意しました。「 断食するときには、偽善者たちのようにやつれた顔つきをしてはいけません。彼らは、断食していることが人に見えるようにと、その顔をやつすのです。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです」(マタイ6:16)。主の言葉は、断食の新しい考えを持つようにして、私たちに悟りを与えます。

今日の御言葉の15節で、イエスは「花婿につき添う友だちは、花婿がいっしょにいる間は、どうして悲しんだりできましょう。しかし、花婿が取り去られる時が来ます。その時には断食します。」と言われました。ここでのイエスは、天の父にお帰りになるご自身のことを指していました。そして、主の昇天以来、教会は断食しており、 初代教会の弟子たちや使徒たちも断食しました。ですから、祈りと断食は、クリスチャンとして私たちの霊的活動の一部になりました。私たちは必要に応じて断食します。 「いつ断食する必要があるのですか」と尋ねる人もいるでしょう。

まず、あなたの属する教会で祈りと断食を宣言するときが、その時です。これは共同体の活動の一部であるため、そのような呼びかけから自分自身を分離しないでください。私たちには礼拝をはじめあらゆる共同体の中で行なうべきことがあります。それは、私たちの霊的な成長と育成を目的としたものです。その中には祈りと断食も含まれています。

第二に、あなたが断食と祈りすることを決心したとき、あるいは聖霊の導きがあるとき、それを無視しないでください。それは素晴らしい機会であり、特に聖霊があなたを導いているのであれば、なおさらです。そして、聖霊があなたを断食に導いてくださった方であるのを、はっきり知るようになるでしょう。

祈りと断食を自分の霊的成長のために手段として計画する人もいますが、とても素晴らしい選択です。したがって、いかなる方法であれ、どんな時期であれ、あなたが断食に導かれているのなら、それを真剣に受け止めてください。断食と祈りがあなた個人の霊的な生活の一部となるようにしてください。

もし教会で祈りと断食の期間を発表した場合は、それに参加するつもりはないと一方的に決めないでください、断食の期間も自ら途中で決めることなど、それも間違っている決定でしょう。参加した時の恵みがあなたの霊的成長に不可欠であることを認識し、常に参加するように意識を持ってください。「肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬虔は、すべてに有益です。」(1テモテ4:8)

断食と祈りを通して、霊的の事柄に対するあなたの影響力が向上することを忘れないでください。神の御声を聞いて受けたあなたの能力は、より鋭くなり、より高いレベルの人生、つまり絶えない栄光と成功の人生のために必要な、御霊のより細かい合図や指示にもっと慣れていきます!

祈り
私は霊的な成長と発達のために御霊の導きと指示に敏感です。神の家での私の奉仕は、若者のクリスチャンの献身、成長、そして発展を促します。そうすれば、彼らをつまずくことの原因など取り除くことになるでしょう。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(2コリント3:3) あなたがたが私たちの奉仕によるキリストの手紙であり、墨によってではなく、生ける神の御霊によって書かれ、石の板にではなく、人の心の板に書かれたものであることが明らかだからです。

(2コリント3:18) 私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。

(ヤコブ1:18) 父はみこころのままに、真理のことばをもって私たちをお生みになりました。私たちを、いわば被造物の初穂にするためなのです。