2022年6月9日(木)
祈りと御言葉
Prayer And The Spoken Word

「救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。」(エペソ6:17)

エペソ6章10-18節で、使徒パウロが挙げたものはすべて、私たちを守るための武具でしたが、唯一の攻撃的な道具は「霊の剣」つまり神の「レーマ」でした。「レーマ」はあなたの口から語られる言葉です。時間と時期に応じ、霊感に満ちた神の言葉の息吹なのです。

これは、使徒ヨハネが黙示録1章16節で主について述べた「… 口からは鋭い両刃の剣が出ており」に似ています。黙示録2章16節にも同様の表現があります。「…すぐにあなたのところに行き、わたしの口の剣をもって彼らと戦おう」。これは、剣が口から突き出るという意味ではなく、神の御言葉を指しているのです。

また、エペソ6章17節と18節の下線部のつながりを見てみましょう。「救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい…」。

ここでは、あなたが御言葉を宣言し、敵に対して攻勢に出ている同時に、すべての聖徒のために祈りなさいという言葉です!使徒パウロは祈りとあなたの口からの告白言葉を強調しているのです。ですから、いつも神の御言葉を宣言して、神の民が強められ、勇気づけられ、世界の国々を変える主役として、絶えずその位置に占めるように祈りましょう。神をほめたたえます。

祈り
愛する父よ、私は神の武具をすべて備え、強化されました。私は主にあって、神の全能なる力の中で強くなりました。私の口から出る主の言葉は、不利な状況に打ち勝ち、義と救いを生み出し、暗やみと悪とサタンのあらゆる策略を征服します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(エペソ6:10-18)終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。

(ヨハネ6:63)いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。