The Right Songs In Worship

「しかし、今、立琴をひく者をここに連れて来てください。」立琴をひく者が立琴をひき鳴らすと、主の手がエリシャの上に下り、」(Ⅱ列王記3:15)

神を賛美することはとても大切なことです。礼拝をとおして、あなたの内に、またあなたの周りで、奇跡が起きる雰囲気を作り、神の御霊が働くためのふさわしい環境が作り出されるのです。礼拝の中で、讃美や聖書の御言葉でも、そのように作ることができます。 すなわち、礼拝の中で賛美したり、御言葉を告白することで、神の臨在があなたを満たされるようになり、奇跡が生じます。神に向かって音楽を作って奏でる理由の一つが、ここにあります。

礼拝の時、正しい霊的な賛美の歌で、あなたは、神の声を聴ける姿勢に入ることができます。ある時エリシャは、助言を求めて来た三人の王たちと共にいました。しかし、エリシャはイスラエルの王に対して不快感を覚えていたため、イスラエルの王に怒りをもって応答し、油注ぎの働きを行うことはできませんでした(Ⅱ列王記3:13)。 王たちは、エリシャから神の御言葉をもとめていましたが、エリシャは順調に預言することはできませんでした。そこで、エリシャは何をしたのでしょうか?彼は、「音楽を奏でる人を連れてきなさい」と言ったのです。聖書は、立琴を弾く者、つまり音楽家が演奏を始めると、主の霊がエリシャの上にのぞみ、エリシャが預言を始めたと記しています(Ⅱ列王記3:15)。

もしあなたがすでに長い間クリスチャンであるのに、神の語りかけを一度も聞いたことがないのであれば、これがまさに、失われたキーかもしれません。あなたには果たすべき役割があります。あなたは、神の声を聞く姿勢をとることです。あなたは主の臨在にあって硬直した、気力のない、気乗りしない、無気力な姿勢ではなく、自由な姿勢を持つ必要があります。あなたの霊でもって、ふさわしい賛美で主をほめたたえましょう。そうするうちに、間もなく、あなたの霊が神と霊的につながるようになり、神の働きで声が聞こえるようになります。神はコミュニケーションの名人です。主は、あなたが神に仕えている間も、あなたに働いているのです。

それは、あなたが一番得意な歌を歌うことではなく、聖霊が導く「ふさわしい」歌を歌うことです。あなたの一番得意な歌や、自ら作った歌を歌う時ももちろんありますが、何よりもふさわしい歌を歌う時があるのです。ですから、神を賛美する時、何でもよいのではなく、ふさわしい賛美曲を歌ってください。そのとき、あなたの霊が整えられ、主の御声が聞こえるようになります。

祈り
愛する御父よ、詩や讃美、霊の歌の中で、父の御言葉を告白し、私の心の霊をもって父に歌うとき、私の霊は整えられ、聖霊からの啓示、助言、指示や導きを受け取ります。私の人生のうちに御霊が働かれているから感謝します。イエスの御名によって祈ります、アーメン。

参考聖書
Ⅰ歴代誌16:8-12  主に感謝して、御名を呼び求めよ。そのみわざを国々の民の中に知らせよ。9 主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざに思いを潜めよ。10 主の聖なる名を誇りとせよ。主を慕い求める者の心を喜ばせよ。11 主とその御力を尋ね求めよ。絶えず御顔を慕い求めよ。12 主が行なわれた奇しいみわざを思い起こせ。その奇蹟と御口のさばきとを。

エペソ人への手紙 5:18-20  また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。19 詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。20 いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。

詩編66:1-4  全地よ。神に向かって喜び叫べ。2 御名の栄光をほめ歌い、神への賛美を栄光に輝かせよ。3 神に申し上げよ。「あなたのみわざは、なんと恐ろしいことでしょう。偉大な御力のために、あなたの敵は、御前にへつらい服します。4 全地はあなたを伏し拝み、あなたにほめ歌を歌います。あなたの御名をほめ歌います。」セラ